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公益財団法人日本ユニセフ協会

栄養

©UNICEF/UNI47168/Brioni

毎年、数百万人の子どもたちが重度の急性栄養不良により、命の危険にさらされています。

栄養不良とは、健康に育つためのバランスのとれた栄養が摂取できていない状態を示し、発育阻害、消耗症、低体重、過体重などの形態があります。栄養不良の子どもの中には、複数の形態を示すケースもあります。

栄養不良は人的・経済的に大きな代償を伴います。栄養不良の子どもは健康に育つことができないだけでなく、病気にかかりやすくなったり、また病気が治りにくい原因になったりもします。また、栄養不良がもたらす幼いころの知能や身体の発達の遅れは、その後も子どもたちの人生を脅かし続けます。そのため、栄養分野への投資は重要な開発優先事項とみなされるようになっています。

  • 発育阻害(中・重度):年齢相応の身長を持つ基準集団の身長の中央値からの標準偏差がマイナス2未満
  • 消耗症(中・重度):身長相応の体重の中央値からの標準偏差がマイナス2未満
  • 低体重(中・重度):年齢相応の体重の中央値からの標準偏差がマイナス2未満

(※WHO Child Growth Standards'を基準として)

主要データ
  • 世界の5歳未満児6億6,700万人のうち、栄養不良に陥っている子どもたちの数(2014年時点)
    • 1億5,900万人が発育阻害 (↔1990年時点では2億5,500万人)
    • 5,000万人が消耗症、うち1,600万人は重度の消耗症
    • 4,100万人が過体重 (↔1990年時点では3,100万人)
  • 発育阻害は慢性的な栄養不良の兆候を示すもので、病気によって悪化する。他の形態の栄養不良と比較して、より多くの子どもたちに影響を及ぼしている問題である。
    • 発育阻害の子どもの57%がアジア、37%がアフリカで暮らしている。
  • 消耗症は急性あるいは重度の栄養不足から生じ、十分なカロリーを摂取できておらず、差し迫った死のリスクに直面している。
    • 世界の子どもの13人に1人(7.5%)は消耗症であり、さらにその3分の1近くが重度の消耗症に陥っている。
  • 過体重は摂取カロリーに対して消費カロリーが少なすぎる結果として生じ、その後の人生で「非感染性疾患(NCD)」を患うリスクが増加する。過体重の子どもたちの数は、世界全体で増加傾向にある。
    • 低中所得国における、過体重の子どもの数は2014年時点で1,550万人。1990年の750万人と比べ、2倍以上の増加。

出典:http://data.unicef.org/corecode/uploads/document6/uploaded_pdfs/corecode/JME-2015-edition-Sept-2015_203.pdf

(2016年5月更新)

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