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公益財団法人日本ユニセフ協会

HIV/エイズ

©UNICEF/UN013396/Khonje

世界中で、HIV/エイズの治療ケアや感染予防に関する研究・取り組みが進むなか、2000年以降900万人近くの命が守られ、現在も、HIVと共に生きる1,700万人が治療を受けています。

2015年に国連サミットで採択された、持続可能な開発目標(SDGs)でも、2030年までに「エイズ・結核・マラリアなどの流行をなくす」というターゲットが掲げられています。

国際的なエイズへの取り組みがすすむ一方で、青少年に対する感染予防や治療の提供などの取り組みは遅れをとっています。エイズは青少年(10〜19歳)の主な死亡原因となっており、アフリカで第1位、世界的には第2位です。HIV感染者の年齢別グループのうち、エイズ関連死の死者数が減少していない唯一のグループがこの青少年層です。

ユニセフが目指すのは、「エイズのない世代」の実現。「エイズのない世代」とは、HIVに感染せずに誕生し、感染しないまま20歳を迎える世代のことです。その実現のため、ユニセフはパートナーとともに、世界各地で活動を行っています。

12月1日は世界エイズデー

世界エイズデー(World AIDS Day)は、1988年、WHO(世界保健機関)によって、エイズの予防・啓発活動のため、世界が一体となって取り組くむことをの目的に、制定されました。12月1日を中心に、世界各国でエイズに関する啓発活動が行われています。

12月1日は「世界エイズデー」青少年のエイズ関連死は3倍に(2015年12月1日)

主要データ
1. エイズに関する推定値
  • HIVと共に生きる人は世界全体で推定3,670万人(2015年時点)
  • 新たにHIVに感染した人は推定210万人(2015年時点)
  • エイズに関連した死亡は推定110万人(2015年時点)
  • 抗レトロウィルス治療を受けた人は推定1,700万人(2015年時点)

出典:Fact sheet 2016 UNAIDS

2. HIV/エイズに対する ユニセフの活動

ユニセフは、すべての子どもたちをHIV/エイズの脅威から守るために取り組んでいます。

母子感染の予防

  • 0〜9歳の子ども120万人がHIVと共に生きている
  • 10〜19歳の子ども180万人がHIVと共に生きている
  • ユニセフは、HIVとともに生きる女性の間で、"一日一錠"で配偶者や子どもをHIVから守ることができる抗レトロウィルス薬治療を、普及させている。2000年以降、160万人の子どもたちが新たなにHIVに感染することなく守られた
  • HIVと共に生きる母親が適切な治療を受けなければ、生まれる子どもがHIVに感染する割合は15-45%。胎内に5-10%、出産時に10-20%、授乳中に5-20%感染

HIV/AIDSに感染した子どもの治療

  • 15〜19歳の年齢層では、毎時新たに29件のHIV感染が起きている
  • HIVと共に生きる10〜19歳の半数近くは、次の5カ国で暮らしている:南アフリカ、ナイジェリア、ケニア、インド、タンザニア

若者の新たな感染の予防

  • HIV と共に生きる15歳未満の子ども180万人のうち、治療を受けているのは半数
  • エイズ感染が最も蔓延しているサハラ以南のアフリカでは、女の子の感染が非常に多く、新規にHIVに感染した若者(15〜19歳)の4人中3人が女の子
  • サハラ以南アフリカの15〜19歳の若者のうち、HIV感染検査を受け結果を受け取った割合は、女の子で13%、男の子で9%留まる

子どもたちの保護・サポート

  • 世界中でHIV/エイズによって両方または片方の親を亡くした0〜17歳の子どもは、1,340万人
  • 片方あるいは両方の親を失った子どもは、両親あるいは片方の親が生きている子どもよりも就学率が低く、あらゆる社会的サービスを受けられない脆弱な立場に置かれてしまう

出典:Children and AIDS 2016 STATS EXECUTIVE SUMMARY

2016年11月更新

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