日本ユニセフ協会TOP > ユニセフ日本人職員 現地報告会 『エボラ出血熱流行国 安全な学校再開への道のり』4月2日(木)10:30〜12:00 ユニセフハウス(東京・品川)

ユニセフ日本人職員 現地報告会
『エボラ出血熱流行国 安全な学校再開への道のり』
4月2日(木)10:30〜12:00 ユニセフハウス(東京・品川)


© UNICEF Guinea/2015
ギニアで学校が再開。ユニセフは子どもたちが安全に学校に通うことができるよう、支援を実施している。

公益財団法人日本ユニセフ協会は、4月2日(木)10:30より、ユニセフ西・中央アフリカ地域事務所にてエボラ流行国での教育再開事業にあたった日本人職員 青木佐代子氏による現地報告会を開催いたします。

エボラ流行から1年

ギニアでの流行が心配され始めてからおよそ1年。瞬く間に広がったエボラ出血熱は、ギニア、シエラレオネ、リベリアの3カ国で猛威を振るい、この1年間で2万4,000人以上の感染者、1万人以上の死者を出しました。もともと脆弱だった社会サービスは機能を失い、うわさや恐怖心、誤解などから感染が拡大していく中で、ユニセフは、資金と人材を投入し、緊急医療物資の提供、基本的な保健ケアの再建、感染拡大防止のための啓蒙活動、親を失ったり感染が疑われる子どもたちの保護やケア等の支援活動を行ってきました。

© UNICEF/NYHQ2015-0054/UNMEER Martine Perret
ギニアのコナクリにある小学校で学校が再開。登校する生徒たちに非接触式体温計を使って体温検査を行う様子。

安全な学校再開へ

エボラ流行3カ国では、昨年7〜8月の休みが終わった後も、感染拡大を防ぐため学校は閉鎖されたままでした。これにより、およそ500万人の子どもが長期にわたって教育の機会を奪われました。ユニセフは、政府や各地域のコミュニティとの緊密な連携のもと、子どもたちが安全に学校に戻ることができるよう、支援を続けてきました。エボラに関する正しい知識と予防法、エボラの影響を受けた子どものケアなどに関する教員向け講習、石けんや衛生用品などの支援物資の提供、登校時の検温や教室に入る前の手洗いの徹底など様々な安全対策を推進した結果、今年1月にギニアで、2月にはリベリアで学校再開が実現しました。残るシエラレオネでも、4月中旬の再開に向けて同国全土で準備が進められています。

このたびの報告会では、安全な学校再開に向けての様々な支援活動や大きな影響を受けた地域における学校の役割、現地の子どもたちの様子などについて、報告いたします。 みなさまのご参加をお待ちしております。

質問事項を募集

青木氏からこんな話を聞きたい、といったご要望やエボラ出血熱流行国でのユニセフの支援活動に関してご質問がありましたら、Web申込フォームのアンケート欄にご記入ください。

青木 佐代子(あおき さよこ) プロフィール

1971年東京生まれ。法政大学法学部卒。ボストン大学教育修士号取得。南米のNGOなどを経て、2001年にユニセフ・ペルー事務所にJPOとして赴任。世界銀行、ユニセフ・ニューヨーク本部、バンダ・アチェ事務所(津波被害復興支援)、コンゴ民主共和国ゴマ事務所、ミャンマー事務所を経て、2011年1月、ユニセフ・ドミニカ共和国事務所に副代表として赴任。2014年に始まった西アフリカでのエボラ出血熱の大流行下での教育支援のため、同年11月初旬からユニセフ西・中央アフリカ地域事務所に出向中(2015年3月中旬まで)。


ユニセフ日本人職員 現地報告会
『エボラ出血熱流行国 安全な学校再開への道のり』
日時 2015年4月2日(木) 10:30〜12:00 (開場10:00)
場所 ユニセフハウス 1Fホール
 (東京都港区高輪4-6-12)
JR品川駅もしくは都営浅草線高輪台駅より徒歩7分
アクセス
登壇者 青木 佐代子 氏 (ユニセフ・ドミニカ共和国事務所副代表/ユニセフ西・中央アフリカ地域事務所出向中)
定員 先着120名(無料)
備考 ※ 先着順に受付けいたします。定員に達した場合は、募集を打ち切る場合がございます。
※ 報道機関による取材が入る場合がありますので、予めご了承ください。
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