日本ユニセフ協会TOP >  ユニセフ日本人職員 現地報告会 『危機の中の教育−シリア難民最大の受入国、トルコからの報告』 11月12日(木)15:00〜16:30 ユニセフハウス(東京・品川)

ユニセフ日本人職員 現地報告会
『危機の中の教育−シリア難民最大の受入国、トルコからの報告』
11月12日(木)15:00〜16:30
ユニセフハウス(東京・品川)


© UNICEF/MENA2015-00017/Yurtsever

公益財団法人日本ユニセフ協会は、11月12日(木)15:00より、ユニセフ・トルコ事務所にて子どもの発達と教育部門チーフを務めている日本人職員 近藤智春氏による現地報告会を開催いたします。

シリア難民の子どもに、教育の機会を

5年目に入ってなお出口の見えないシリア危機。紛争から逃れるためにシリア国外に逃れた人々は400万人を超え、その半数は子どもだと言われています。特に、隣国トルコが受け入れているシリア難民は、2014年はじめの時点から3倍以上の200万人を超えています。危機が長期化する中で、難民を受け入れているコミュニティでは、膨れ上がった人口に対応する基本的な社会サービスの整備が大きな課題となっています。

教育分野も例外ではありません。既存の教育設備の限界、言語の問題、教員不足などにより、多くのシリア難民の子どもたちが教育の機会を受けられていないのが現状です。また学校の過密化は、受け入れコミュニティの子どもたちにも深刻な影響を与えています。

このたびの報告会では、多くの難民を抱えたトルコで、教育の機会を拡大するためにユニセフがおこなっている様々な取り組み、難民のみならず受け入れ国が直面している厳しい状況、そして危機における教育の役割などについて、報告いたします。

みなさまのご参加をお待ちしております。

質問事項を募集

近藤氏からこんな話を聞きたい、といったご要望や、シリア難民受入国でのユニセフの支援活動に関してご質問がありましたら、Web申込フォームのアンケート欄にご記入ください。

登壇者プロフィール

近藤 智春(こんどう ちはる)

米国ピッツバーグ大学大学院にて教育学修士号及び博士号取得。

2001年より、ユニセフのネパール、モルジブ、パキスタン、インドネシア、ウガンダなどの現地事務所で、教育専門家として活動。スマトラ沖地震・津波後のモルジブや、パキスタン地震で壊滅的な被害を受けたカシミール地方、内戦後のウガンダ北部など、数々の緊急支援の現場で主に教育支援にあたる。

ピッツバーグ大学大学院博士課程に在籍中だった2011年3月、東日本大震災が起きたことを受けて4月に緊急帰国。2012年3月末まで、日本ユニセフ協会東日本緊急支援本部岩手フィールドマネージャーとして岩手県での緊急・復興支援を指揮する。

2014年12月よりユニセフ・トルコ事務所の子どもの発達と教育部門チーフ。

ユニセフ日本人職員 現地報告会
『危機の中の教育−シリア難民最大の受入国、トルコからの報告』
日時 2015年11月12日(木)15:00〜16:30 (開場14:30)
場所 ユニセフハウス ((東京都港区高輪4-6-12) 2階会議室

最寄り駅
JR 品川駅西口(高輪口)より徒歩約 7 分
都営浅草線 高輪台駅より 徒歩約 7 分
アクセス
登壇者 近藤 智春 氏 (ユニセフ・トルコ事務所 子どもの保護と教育部門チーフ)
定員 先着50名(無料)
備考 ※ 先着順に受付けいたします。定員に達した場合は、募集を打ち切る場合がございます。
※ 報道機関による取材が入る場合がありますので、予めご了承ください。
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お問い合わせ

(公財)日本ユニセフ協会 広報室

電話 03-5789-2016(平日9:00〜17:00)/ FAX:03-5789-2036

E-mail:event@unicef.or.jp