日本ユニセフ協会TOP >  イエメン報告会 1月24日(火)

ユニセフ日本人職員 現地報告会
『イエメン:紛争下の教育支援 - 子どもたちの未来をあきらめない』
1月24日(火)13:30〜15:00 ユニセフハウス(東京・品川)


1月24日(火)13:30より、ユニセフ・イエメン事務所にて活動する日本人職員、大平健二・教育専門官による現地報告会を開催いたします。

紛争激化からまもなく2年

古い歴史を持つ中東の国、イエメン。2015年3月に紛争が激化してから、まもなく2年が経過しようとしています。この間、政府、反政府勢力間での戦闘、それ以外にも複数の武装グループによる暴力的な活動によって、一般市民が暮らす市街地への攻撃が繰り返され、多くの住宅や学校、病院など人々の生活に不可欠なインフラや施設が破壊されました。犠牲になった子どもたちは1,400人近くにのぼり、2,000校もの学校が、破壊されたり、避難所や軍事施設として利用されているため、現在も使用できなくなっています。

中東地域の最貧国と言われていたイエメンは、紛争前から、周辺国に比べ就学率が低く、食料不足や保健サービスの不備などにも直面していました。長引く紛争によってこうした状況はさらに悪化し、現在人口の70%に相当する1,880万人が人道支援を必要としています。 ユニセフは、紛争激化後も、現地パートナーとともに命を守る緊急支援のほか、保健、栄養、教育などの分野で子どもたちへの支援を継続しています。

ユニセフの教育支援について報告

このたびの報告会では、政府、反政府勢力、武装グループ等多くのアクターが複雑に絡む厳しい状況の中活動を続けてきた大平専門官が、イエメンの子どもたちの現況や、平和構築や暴力緩和を盛り込んだ教育プログラム支援など紛争下の教育支援を中心にユニセフの取り組みをご報告します。

みなさまのご参加をお待ちしております。

ゲストスピーカープロフィール

大平健二(おおひら けんじ)

高知県出身。英国ロンドン大学Institute of Educationにて教育と国際開発の修士号を取得。
1997年、アフリカのザンビアにて民間企業勤務。在モザンビーク日本大使館勤務を経て、2007年〜2010年ユニセフ・モザンビーク事務所に教育専門官として勤務。その後JICA専門家としてモザンビークとケニアで3年半活動後、2014年11月よりユニセフ・イエメン事務所教育専門官。半年のヨルダンへの一時退避を経て、現在はイエメン国内で本部のある首都と地方事務所を移動しながら活動中。

開催地

日時 2017年1月24日(火) 13:30−15:00 (13:00開場)
会場 ユニセフハウス (東京都港区高輪4-6-12) 1階ホール

最寄り駅
JR 品川駅西口(高輪口)より徒歩約 7 分
都営浅草線 高輪台駅より 徒歩約 7 分
アクセス
定員 130名 ※入場無料
備考 ※ 先着順に受付けいたします。定員に達した場合は、募集を打ち切る場合がございます。
※ 本報告会は、報道機関による取材も予定されておりますので、予めご了承ください。
個人情報の取り扱いについてはこちらをご覧ください。

お問い合わせ

(公財)日本ユニセフ協会 広報室

電話 03-5789-2016(平日9:00〜17:00)/ FAX:03-5789-2036

Eメール:event@unicef.or.jp