毎年1回、主要国の首脳があつまって、国際社会全体が抱える問題について議論する「主要国首脳会議」。現在は、米国、カナダ、イギリス、ドイツ、フランス、イタリア、日本が参加し、『G7*サミット』と呼ばれています。そこでは、気候変動や貧困の問題など、子どもたちの生活そして将来にとって直接影響がある問題が話し合われます。*2013年まではロシアを加えたG8
そこでユニセフは、2005年から2009年まで、G8(当時)サミットで話し合われる議題を子どもたちの視点で議論する子ども版サミット「Junior 8(ジュニア・エイト)サミット」を主催。サミット参加各国と開発途上国から若者の代表があつまって、世界の子どもたちに関わる問題の解決のための提言を「J8共同声明」としてまとめ、各国首脳と世界に向けて発表してきました。
2015年、ドイツでのG7開催を受けて、このジュニア・サミットが『J7ユース・サミット』として6年ぶりに開催されることになりました。日本ユニセフ協会では、『J7ユース・サミット2015』に、日本の子どもの代表として参加する中高生のグループを募集しています。国際問題に関心のある日本の中高生なら、誰でも参加するチャンスがあります。みなさんのご応募をお待ちしています!
J7ユース・サミット2015 開催概要
- 主催
- 国連児童基金(ユニセフ)、ドイツ連邦国際ユースワーク専門機関(IJAB)、ドイツ連邦家庭青少年省
- 開催期間
- 2015年5月6日(水)〜14日(木)(ドイツ到着日・出発日を含む)
- 開催場所
- ベルリン(ドイツ)
- 会議テーマ
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- 僕らの地球を守ろう
〜環境保護や地球温暖化防止への取り組み - 全ての人に健康な未来を
〜健康な生活と疾病対策への取り組み - 女性の権利向上:全ての人に公平な未来を
〜教育の普及とジェンダー格差の是正 - 公正な経済
〜貧困の撲滅と公正なサプライチェーンの講策 - 参加と権利の拡大:発言の声をあげよう
- 僕らの地球を守ろう
- プログラム(予定)
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日程 アクティビティ 5月6日 ドイツ到着日 5月7日 開会式
オリエンテーション5月8-10日 J7ワークショップ(余暇活動含む) 5月11日 ドイツ首相に面会、J7の成果を提出 5月12日 G7各国首脳級代表者へのプレゼンテーション 5月13日 最終ミーティングと総括 5月14日 ドイツ出発日
応募方法・国内選考について
- 応募方法
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J7のグローバルサイトの募集要項をよく確認の上、同サイトより直接応募してください
- グローバルサイトトップ(言語を選択できます)
- 募集要項ページ
- 応募フォームページ
[応募時に提出するもの]
- ①応募フォーム(500語以内のStatement含む)
Statementで述べられるべきポイントは、応募フォームページに記載されています - ②保護者の同意書(既定の書式をダウンロードして使用)
- ③J7の会議テーマに関連するこれまでの学習・活動を示すエッセイ、写真、映像など
- 応募資格・条件
- ①応募時点で14歳〜18歳の中高生であること
- ②日本に居住していること
- ③J7の会議テーマの少なくとも1つに関して、学習経験・活動経験があること
- ④子どもと若者の権利について感心があり、取り組んだ経験があること
- ⑤他国の若者との話し合いや交流をする英語力があること
- ⑥事前の国内ワークショップとJ7サミットの全日程に参加できること
*事前ワークショップ:2015年4月18日〜19日の土日を予定/東京で開催
*J7サミット:2015年5月6日〜14日/ドイツ・ベルリンで開催 - ⑦6名までのチームとして応募すること
*男女比半々のチームを構成することが望ましい
- 応募しめ切り
- 2015年3月18日(水)
- 審査
日本からの応募グループは、日本ユニセフ協会にて、提出された応募書類による審査を行い、3月末ごろ結果を発表します。
合格されたグループには、以下の点について書面にてお約束いただきます。- J7ユースサミットに参加すること
- 会期中は、J7の行動規範および安全規則に従うこと
- 提出書類、J7において撮影される写真や動画をJ7の主催組織であるユニセフ、IJAB、およびドイツ連邦家庭青少年省が使用することへの同意
過去のジュニアサミットの様子は、こちらからご覧いただけます
お問い合わせ:公益財団法人 日本ユニセフ協会(学校事業部)
電 話:03-5789-2014、FAX:03-5789-2034、Eメール:j7@unicef.or.jp