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日本ユニセフ協会
 



東日本大震災緊急募金 第163報
インフルエンザ予防接種費用助成を今年も実施 子ども16万人を対象に

【2012年10月3日】

© 日本ユニセフ協会
2011年6月、みなさまのご支援により、陸前高田市で実施された予防接種活動の様子。

日本ユニセフ協会は、昨年に引き続き、東日本大震災で被災した岩手、宮城、福島各県沿岸部の29自治体の子どもたちを対象としたインフルエンザ予防接種の支援を決定。今月以降、各地で実施されるインフルエンザ予防接種活動において、生後6ヵ月から中学生までの子ども約16万人を対象に、市町の保健当局等を通じ、接種1回あたり2,000円を助成します。助成手続きの詳細は自治体によって異なりますが、原則、インフルエンザ予防接種を申し込めば、日本ユニセフ協会からの助成分を差し引いた金額が受診者に請求される予定です。

対象自治体:

【岩手県】 宮古市、釜石市、陸前高田市、大船渡市、気仙郡住田町、上閉伊郡大槌町、下閉伊郡山田町、下閉伊郡岩泉町、下閉伊郡田野畑村
【宮城県】 気仙沼市、石巻市、東松島市、本吉郡南三陸町、牡鹿郡女川町、亘理郡山元町、亘理郡亘理町
【福島県】 相馬市、南相馬市、いわき市、双葉郡富岡町、双葉郡大熊町、双葉郡浪江町、相馬郡飯館村、相馬郡新地町、双葉郡双葉町、双葉郡広野町、双葉郡楢葉町、双葉郡川内村、双葉郡葛尾村

(順不同)

「手洗い」も予防の基本

予防接種に加え、「手洗い」と「うがい」も、インフルエンザや様々な感染症予防の基本中の基本です。
事実、衛生環境が悪く衛生習慣もまだまだ普及していない開発途上国で5歳になる前に命を落とす子どものうち、石鹸を使った正しい手洗いだけで、なんと100万人もの命が救われると言われています。

10月15日は、「世界手洗いの日」。6つのポイントを押さえた"正しい手洗い"は、こんなに簡単で楽しくできちゃいます。

ぜひ、ご家族やご友人、ご近所の方とご一緒に!

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