HOME > 世界の子どもたち > 緊急支援情報 > ソロモン諸島 地域緊急支援2007/4/2
財団法人日本ユニセフ協会




ソロモン諸島: ユニセフ職員、被災地域に急行

【2007年4月2日 ソロモン諸島他発】

現地時間4月2日(月)朝7時39分に南太平洋のソロモン諸島を震源に発生した地震により、これまでに少なくとも3名の死亡が確認されていますが、被災地までのアクセスが限られているため、今後更なる被害の拡大が懸念されていると、現地のユニセフ事務所は伝えています。

震源地に近い町ギゾからは、教会をはじめ多くの家屋が崩壊し、地震の揺れに続く津波による被害も報告されています。また、ギゾから海沿いに続く道の周辺には、家屋が多く点在するため、今後、被害が拡大することが予想されます。

ユニセフは、被害の実態を把握し、支援の必要性や内容を確認するために、被災地に支援チームの第一陣を派遣しました。また、飲料水用ポリタンクや浄水剤、医療キットなどの緊急支援物資約1万人分を準備。必要性が確認され次第、人道支援活動を開始する準備を整えています。