世界の子ども物語
ネパールのバサンタちゃんのお話

私はバサンタ。10歳です。ネパールのヒマラヤ山脈のふもとの村に住んでいます。
私の暮らす地域では、女性は男性よりチャンスが少ないの。同じ子どもなのに、女の子というだけで学校に行けない。兄弟姉妹の世話をしたり、家畜の世話をしたり、水くみやまき拾いに行くのも私たち女の子がほとんど。学校に行ける男の子をとてもうらやましく思っていたの。

でも、少し前からユニセフの働きかけによって、働いたり、家のお手伝いをしている子どもたちが一日2時間だけ勉強するプログラムが始まって、私も参加できることになったの。毎日たった2時間だけど、学校で勉強できるからとても幸せ。私のクラスには10歳から14歳までの友だちが16人いて、文字の読み書きや計算のほかに、安全な飲み水のこと、健康についてなど生活に必要なことも勉強しているの。このクラスを終了したら、普通の学校に編入することができるから、お手伝いと勉強は大変だけど、頑張っています。家族の中で私だけがこの学校に通っているの。だから、一生懸命勉強して、街の学校に編入(へんにゅう)してからも頑張って、将来は事務所(じむしょ)でお仕事をしてお母さんを助けられるようになりたいわ。

バサンタちゃん、学校で勉強できるようになってよかったね。世界には、まだ学校へいけない子どもたちが、たくさんいるんだって。バサンタちゃんのように、早く学校へ通えるようになれたらいいのにね。みんなは、どんなことを感じましたか?感想をきかせてくださいね。

もっと子どもたちのお話を読んでみたい人は、「ユニセフ資料館(しりょうかん)世界の子どもたちは今」のページも見てください。世界の子どもたちのようすやユニセフの活動についてのお話を紹介しています。毎週新しいお話が追加されています。国やテーマ(お話の内容)で探すことができるので、バサンタちゃんの住むネパールや、学校をテーマにしたお話を読んでみてね。