No.2

国内のニュース(1)

ユニセフハウスへようこそ!

スタッフの説明を熱心に聞く子どもたち

この時期、ユニセフハウスにはいつも子どもたちの姿があり、とてもにぎやかになります。そう、全国から修学旅行で、中学生を中心にたくさんの子どもたちが訪れるのです。

少人数のグループだったり、クラス単位のまとまった人数だったりしますが、みなさん熱心にスタッフの説明に耳をかたむけ、メモを取ったり、写真撮影をしたり、スタッフに質問をしたり…。

でも、「ユニセフハウスに来て何をするの?」と思っている人もいるでしょう?

簡単に言うと、「ユニセフの活動と世界の子どもたちの現状を知ってもらう」ことをしています。まず、「ユニセフと地球のともだち」というビデオを見ます。このビデオでユニセフがどんな活動をしているのか、そして世界の子どもたちがどんなくらしをしているのかを知ってもらいます。それから、ユニセフハウス1階と2階の展示スペースをスタッフと一緒に見てまわります。1階ではおもにユニセフはなぜ活動しているのか、ユニセフの歴史、どんなところで活動しているのかという内容になっています。2階にはユニセフが支援している地域で使っているものが展示されています。ここでは子どもの権利条約をイラスト付きで読んだり、子どもの成長に合わせたユニセフの支援活動について「幼少期」「学齢期」「思春期」と順を追いながらくわしく知ることができるようになっています。

途上国で水を運ぶために使われている「水がめ」を実際に持ってみて重さを体験したり、途上国の学校の様子を学んだり、世界の子どもたちが使っている教科書を見てみることもできます。また災害や戦争などから逃れる人たちのためのテントがあったり、地雷の恐ろしさを伝えるための模型もあります。短い説明ビデオもありますので、スタッフの説明と合わせて、多くのことを知ることができるのです。

実際に見学をしたみなさんは「支援現場で使われているものを見ることができてよかった」「スタッフの説明で、ユニセフの活動を詳しく知ることができた」「ここで見たこと、教えてもらったことをもとに、世界の子どもたちのために自分ができることを考えていきたい」という声を私たちに伝えてくれます。(こういうみなさんのお言葉がとても嬉しいのです)

ぜひ、みなさんもユニセフハウスにきてくださいね。スタッフ一同お待ちしてますよ。

◆館内の様子はこちらでご覧いただくことができます。

◆友だちや学校のグループで来る時、スタッフの説明が聞きたい人は、事前につぎの連絡先までお知らせください。

個人・学校関係の方は03-5789-2014(学校事業部)
そのほか団体の方は03-5789-2012(協力事業部)
* 開館曜日:月曜日から金曜日 第2、第4土曜日(祝際日を除く)
* 開館時間:午前10:00〜午後6:00