ユニセフウェブ写真展

ボランティアスタッフ佐伯さんが出会った子どもたち パート2
≪カンボジアの保健(ほけん)と衛生(えいせい)について≫

カンボジアでは5歳(さい)の誕生日を迎える前に、8人に1人が命を失っています。その原因の多くは、かぜをこじらせた肺炎(はいえん)やげり、マラリアなどです。予防接種(よぼうせっしゅ)をうければ、ふせげたはずの病気なのに50%以上の子どもたちが必要なすべての予防接種をうけることができないでいます。また5歳未満(みまん)の子どもの45%が栄養不良(えいようふりょう)です。これからの子どもたちの成長や学習能力(がくしゅうのうりょく)の発達に悪い影響(えいきょう)をおよぼしています。そこでユニセフは子どもたちがすくすくと元気に育っていけるように、健康(けんこう)のチェックや栄養指導(えいようしどう)などを行っています。今回はカンボジアのプレイベン州ピーチ村で行われていた子どものグロスモニタリング(発育観察)のようすを紹介いたします。

佐伯 律子(さえき りつこ)

2001年からユニセフハウスを見学に来たみなさんに、ボランティアとして展示の説明をしています。2003年8月の終わりに、日本ユニセフ協会のカンボジア視察に参加しました。趣味は世界の国ぐにを訪れてその国を知り、その国に住む家族や子どもたちの写真を撮ることです。毎週水曜日と第2、第4土曜日にユニセフハウスにいます。展示を見にきてくださいね。


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