No.2

国内のニュース(2)

「命—電池が切れるまで」
〜ネットワーカーからのお知らせ〜

長野県在住けいこ(現「命のうた」事務局長)

 みなさん、今年春にTV朝日で放送していた”電池が切れるまで”というドラマを覚えていますか?その中でいつも流れていた詩がありました。

— ♪いのちはとても大切だ 人間が生きるための電池みたいだ   
       〜わたしは いのちが疲れたというまで精一杯生きよう —

「命」という詩です。「電池が切れるまで」(角川書店)という本にも載っています。
 この詩は、実際に入院中の子どもたちが学ぶ院内学級へ通っていた女の子(宮越由貴奈ちゃん)が小児ガンで亡くなる4カ月前に書いたものです。

 その詩に、私たち音楽部の顧問古原先生が曲をつけ出来上がった歌「命—電池が切 れるまで」この歌を中心に、私たちは命の尊さ・大切さを訴える活動をしています。
私たち音楽部は、「命—電池が切れるまで」を二年程前から歌い続け、昨年3月には、CDとして発売しました。

CDには、「電池が切れるまで」(角川書店)に集録されている「心のきもち」「プラス思考」その他、命の尊さや生きることの素晴らしさを歌った曲を収録しました。
ご希望の方にはお申し込みいただければ、CD(楽譜)を発送させていただきます。

※教育機関(小・中・高等学校)には無料でお送りしています。
 〒390-0303松本市浅間温泉1-4-17
   松本第一高等学校音楽部「命のうた」事務局
     FAX (0263) 46-7270

●いままでの活動紹介●

昨年8/5 松本市内のお寺にて原爆忌のコンサ−ト   

戦争でなくなった方々のご冥福と、平和な世界になることを祈り「命—電池が切れるまで」を歌いました。歌手森山良子さんを迎え、さとうきび畑なども歌われました。


今年6/26 松本市内ショッピングモールロビーにてチャリティコンサ−ト
〜南アフリカへ愛を込めて〜
 

南アフリカ・ヨハネスブルク郊外にある[聖フランシスケアセンタ−](エイズホスピス)には、エイズに苦しむ人が大勢います。母子感染で、生まれながらにしてエイズにかかってしまった子どもたちも…。
その施設には、そんな子どもたちの通う院内学級があります。私たちは子どもたちのいるエイズホスピスを支援をしようと、チャリティコンサートを行い、その日、コンサート会場で得たCD「命−電池が切れるまで」収益金と募金をすべてケアセンタ−で働いていらっしゃる方にお渡ししました。