ユニセフ協会トップページ ユニセフ子どもネット入口
ユニセフ子どもネットウェブマガジン
No.
目次に戻る

世界のニュース(2)

パレスチナ自治区 ガザの子どもたちに教育を!
〜子どもたちの心のきずをいやすためのサポート〜

イスラエルの西のはし、地中海にめんしたパレスチナ自治区のガザ地区。イスラエルとの停戦への動きもあるなかで、イスラエル軍によるガザ地区への攻撃も行われ、いまだ落ち着いた生活をとりもどせないでいます。この地区の人口は130万人。そのうち18歳未満の子どもたちはおよそ半分65万人いるといわれています。なかには、子どもたちが紛争にまきこまれて犠牲になったということもテレビや新聞をつうじて報じられています。そこでユニセフは子どもたちのためにどのような活動をしているのでしょうか・・・。

2005年2月、ガザの貧しい地区にすむおよそ1万人の子どもたちへ、教育をうけるために必要な支援物資が届けられました。

「紛争の影響をうけたり、社会からとりのこされた地域にはたくさんの子どもたちがいます。そういう場所では教育のための支援物資が本当に必要とされているのです」ユニセフパレスチナ自治区特別代表のダン・ローマンさんはいいます。「子どもたちは教育をうけることにとても熱心です。そして、私たちもこういった必要な物資を提供することをつうじて、子どもたちにちゃんと教育を受けられるようにしたい」と話しました。

スマトラ沖地震・津波の被害にあった国ぐにへも届けられた「スクール・イン・ア・ボックス(箱のなかの学校)」には、練習ノート、えんぴつ、けしごむ、計算するためのプラッスチックでできたブロック、そして小学校1年生から4年生までちゃんと教育をうけつづけることができるようにするための道具がふくまれています。また、もっと子どもたちに教育的で、子どもたちが授業に参加できるように教えることを、先生自身がトレーニングできるように手助けする道具もふくまれています。

今回の支援のなかには、最近紛争で最も深刻な被害をうけた地域、ハンユニス(パレスチナ南部の町)にすむおよそ800人の子どもたちへ、心のサポートをする緊急医療チームをつうじた支援もふくまれています。さらに、緊急時にガザ地区の全域で使えるよう、およそ1万人分の子どもたちの教育に必要な支援物資がパレスチナの教育省へ届けられました。

紛争や災害にあった子どもたちにとってもっとも大切なことは、ふつうの生活をとりもどすことです。学校は勉強する場所だけではなく、子どもたちのふだんの感覚をとりもどし、きずついたこころをいやすために、もっとも必要な場所なのです。

ページ上へ