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ユニセフ子どもネットウェブマガジン
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【緊急特集!】

「ユニセフ子どもの祭典」に、ネットワーカーも参加しました!

2005年5月1日(日)東京・両国国技館にて「ユニセフ子どもの祭典」が行われました。今回のイベントでは、両国駅周辺で行われたパレードにはじまり、式典、シンポジウム、子どもたちによるステージと、もりだくさんの一日でした。おそろいのユニセフロゴの入った黒いTシャツを着たネットワーカーチームは、炭谷くん、とーこさんを中心に準備や当日の進行が進められました。

ネットワーカーは、パレードと、シンポジウム、ステージに参加しました。前日のリハーサル、そして当日は朝早くから国技館に集合し、夜まで、とてもハードなスケジュールでした。今回のウェブマガジンでは、当日のようすをみなさんにお伝えいたします。

 
みんなでつくる「ユニセフフラッグプロジェクト」愛知・愛媛のネットワーカーも協力!
「チルドレンファーストパレード」で世界の子どもたちとアピール!
ユニセフ子どもネット展示コーナーで、世界の子どもたちへのメッセージをよびかけました
シンポジウム「危機にさらされる子どもたち」にネットワーカー代表がパネリストとして参加!
感動のフィナーレ!ネットワーカーによる「チルドレン・ファースト宣言」

≪みんなでつくる「ユニセフフラッグプロジェクト」≫

全国の子どもたちに「世界の子どもたちへの応援メッセージ」を記念フラッグに書いてもらって、国技館で展示をしました。もちろん、ユニセフ子どもネットも参加しました。ユニセフハウスで書いてくれたとーこさん、郁さん、綾子さんは、学習会で出たネットワーカーのメッセージをすてきなイラストとともに、みんなの代表として書いてくれました。そのあと、フラッグは愛媛の山瀬麻里絵さんへ送られ、その後愛知に住む前田いくみさんが仕上げをしてくれました。

このフラッグは、国技館の入口にかかげられ、会場内では、世界の子どもたちから届いたフラッグも展示されました。このあと、フラッグは世界の子どもたちへ届けられる予定です。

≪「チルドレンファーストパレード」で世界の子どもたちとアピール!≫

地元の子どもたちや世界各国の伝統衣装、ダンス、音楽で表現する子どもたちが参加し、「ユニセフ子どもの祭典」のオープニングをもりあげました。参加グループのなかには、日本の子どもたちはもちろん、ブラスバンド、チアリーディング、日本のダンスグループのほかに、インターナショナルスクール、インドネシア、朝鮮、ロシアの子どもたちによるグループが、色とりどりの服や、各国の民族衣装を来て行進し、両国をはなやかにいろどりました。

≪ユニセフ子どもネット展示コーナーで、世界の子どもたちへのメッセージをよびかけました≫

国技館のエントランスでは、ユニセフ子どもネットのスペースをもうけました。事前に掲示板をつかって、なにをするかを話しあったところ、「お客さんも、子どもたちも、参加者みんなができる何かをしたい!」ということになりました。1週間前に、ユニセフ子どもの祭典に参加するネットワーカーが集まり、具体的にどのようにするかを話あい、メッセージを書いてもらって大きなパネルに貼ってみんなのメッセージでいっぱいにしよう!という企画に決定し、準備がすすめられました。

当日は想像以上の大盛況で、ネットワーカーのコーナーは大にぎわい。年齢や、国をこえて、たくさんのメッセージをいただきました。OGの中津川有紀さんがお友だちをつれて、ネットワーカーのサポートをしてくれました。ありがとうございます。



≪シンポジウム「危機にさらされる子どもたち」にネットワーカー代表がパネリストとして参加!≫

式典のあとに行われたシンポジウムでは、子ども代表として、ユニセフ子どもネットから品川さんと望月くんの2名が参加しました。シンポジウムでは、世界の子どもたちの状況がパネリストによって報告され、アグネスチャンさんの司会によって進められました。

くわしいシンポジウムの内容は、日本ユニセフ協会のホームページや、NHK教育テレビ「土曜フォーラム」(2005年6月4日(土)23:30〜24:40放送予定)にてお伝えいたします。みなさん、お楽しみに。

◆ 今回パネリストとして参加してみて思ったこと ◆

今回、パネリストをやってみてあらためて思ったことは、自分は非常に恵まれた環境にいて、常にその甘い環境にいるため、日々惰性で生きていきそうになってしまうことがあり、それでは、NPOなんかやる資格はないし、ユニセフ子どもネットワーカーである資格はないということです。そして、物事を多角的、多視野に考える力がますます必要だということもわかりました。

すべての問題の根源は、哲学にありそうな気がします。いま、私たちにできること!ひとつ!関心を持ち続けること!そして、いま私たちがもたなければいけないことは!ひとつ!多角的に考える力を養うこと!ふたつ!情報を吟味する力を持つこと!

(望月裕太)

今回のディスカッションは、素晴らしい経験になりました!キャロル・ベラミーさんやアグネスさんをはじめ、さまざまな人と直接お話ができたのも、いい刺激になりました。これを機に、多くの人が世界の子どもの現状に目を向けてくれれば嬉しいです。でも、これで終わりではありません。「子どもの、子どもによる子どものための活動」を私たちの手でこれからもどんどんやっていきましょう☆

(品川夏乃)

≪感動のフィナーレ!ネットワーカーによる「チルドレン・ファースト宣言」≫

このイベントの最後には、子どもたちによるステージが行われました。ステージでは、子どもたちによるダンスや演奏が行われ、ケント・ギルバートさん、松村邦洋さん、天テレきっずも応援にかけつけてくれました。4月で任期が終了した、キャロル・ベラミーユニセフ前事務局長へ、ネットワーカーより花束がプレゼントされました。

ネットワーカーによる「チルドレン・ファースト宣言」が行われたあと、いろいろな国の子どもたちがステージにあがって「小さな世界」を歌い、感動的なフィナーレをむかえました。

「チルドレン・ファースト宣言」

1989年、ニューヨークにある国連本部で子どもの権利条約がつくられました。
生きる権利、育つ権利、守られる権利、参加する権利
この4つを基本に、子どもの権利条約はつくられています
ぼくたち、わたしたちは
この、子どもの権利条約の精神にのっとり
世界中の子どもたちが、平和な世界に暮らせるように
世界中の子どもたちが、お父さん、お母さんと一緒に暮らせるように
戦争のない
差別のない
素晴らしい世界がつくれるように
みんなが力をあわせて、努力しつづけることを誓います


イベント終了後には、「このイベントでやってきたことを次に生かしたい」という感想がたくさんありました。また東京には来ることができなかったメンバーにも、参加できることを企画して、日本各地のネットワーカーをつなぐイベントをしてゆけたらいいな、という声もありました。これからもこの調子でユニセフ子どもネットの輪をひろげていきましょう!

★参加してくれたみなさん、本当におつかれさまでした
小林登子/炭谷耕太郎/品川夏乃/望月裕太/秋山由佳/前田いくみ(愛知)/佐久間郁美/三木綾子・貴子/蓑和紬/武田菜々美/五十嵐彩/大矢格(山口)/丸竹拓也/宇津木亜衣/柴宮優希・史佳/福原夏七/今野慎太郎
★Special Thanks
中津川有紀/山瀬麻里絵(愛媛)

(敬省略・順不同)

写真:(c)日本ユニセフ協会

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