ユニセフ協会トップページ ユニセフ子どもネット入口 子どもネットワーカーのページ
ユニセフ子どもネットウェブマガジン
No.19
目次に戻る

国内のニュース(2)

「世界子ども水フォーラム フォローアップ in 東京」に、
ネットワーカーのけいこさんが参加したよ!

長野のけいこ(高3)さんから、世界子ども水フォーラム フォローアップ in 東京の報告が届きました。どんな会議が行われたのでしょうか?ぜひ読んでみてください。


≪9月23〜25日 東京・渋谷のこどもの城にて≫

今回で第3回目のフォローアップ<参加者:51人>


  • 水による災害
  • 水と自然環境
  • 水と衛生
  • 生活や産業に必要な、水の歴史・文化

のテーマごと、あわせて8つのグループに分かれて「世界へ発信できること」を
考えました。その内容をまとめて最終日に発表します。

ガールスカウトや、学校の部orクラブ活動、地域の自然保護団体に所属している人たちだけでなく何も団体にはいってないけど、水に興味がある人や自然が好きな人…etc
北海道から鹿児島まで、全国から(中1から高3の)いろいろな人が集まりました。

(^。^)ちなみに
私は「水と自然環境」のグループで3日間を過ごしました。
北海道・宮城・兵庫・愛知・長崎、長野から来た6人のグループで、ホントに充実した時間を過ごすことが出来ました。

図:水からイメージするもの

というふうに、【水】からイメージするものを書き出していって、私のグループでは農業を取り上げて「水」のある環境をつくることに行き着きました。
         ↓↓
各グループの発表では、日本が他の国の見本となれるように、まず国内の問題を解決するために生活の中で

  • 飲まない水は、最初からコップにつがない
  • トイレの二度流しはしない
  • 近くにある問題から解決を

…というような提案もありました。

気付いたことから、まずは自分でやってみる。一人でダメだったら、誰かを誘ってみる。

それが大切です。
とにかく、関西弁や広島弁、東北弁、その他いろいろな言葉が飛び交って、その地域の文化や、生活を知るいい機会にもなりました。

水についてこんなに深く、時間をかけて考えたことはなかったので、ホントに学ぶことも多く、でも、年齢関係なく話ができて楽しく過ごせました!!(*初参加でした)

長く書きましたが、とにかく是非このメッセージを見て少しでも興味を持った人には、参加してもらいたいです!! 参加の条件は 「子ども」であることです!

けいこさんが参加したチームのようすをみてみよう!

◆フォーラム一日目

「このフォーラムでどんなことをしたい?」
みんなで書き出しているところ
『水と自然環境』について、それぞれのレポートを分科会のみんなの前で発表しました

◆フォーラム二日目

 
【みず】からイメージすることを書き出して、つながりのある言葉ごとに整理&中間発表
ちょっと休けい。
一時間渋谷のまちをさんぽしました

「水のある環境をどう守るか?」
話し合い&発表準備

※左から3番目がけいこさんです!


◆ フォーラム三日目

 
最終発表のようす
“日本から世界に発信できること”私の参加した分科会は「水と自然環境をどう守るか」を、アイガモを使った稲作りを例に発表しました

★うらばなし

発表前日は、夜の9時までは、写真にあるような会議室で準備をしていました。それからは、ファシリテーターの方の部屋に移動して11時ちかくまで作業を続けてました・・・。みんなで「明日発表だよ〜!」とか、なんだかんだ言いながらも楽しくやってたので、いま思い出しても、すごく楽しかったなぁって思います。でも、その努力のかいあって、次の日の発表は好評でした!



◆世界水フォーラム

目的:
深こく化する世界の水問題について国際間で話し合い、解決に向けて具体的な指針を示すこと。
これまでの開催国:
第1回モロッコ(1997)、第2回オランダ(2000)、第3回日本(京都・大阪・滋賀:2003)で開催されました

◆世界子ども水フォーラム・フォローアップ

目的:
「世界子ども水フォーラム」を引き継ぎ、水問題の解決に向け、日本の子どもたちが自らできることを考え、課題などについて学びさらに子どもたちのネットワークを広めていくこと
これまでの開催:
平成15年10月に広島、平成16年8月に宮城で開催されました
ページ上へ