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No.19
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国内のニュース(1)

世界のことを遊びながら知ろう!
〜ユニセフパークプロジェクトの活動〜

みなさんは、『ユニセフパークプロジェクト』というのを知っていますか? 日本ユニセフ協会のHPで見たことがあるよという方もいらっしゃるかもしれません。

 『ユニセフパークプロジェクト(以下、UPP)』とは、ユニセフと、公園にかかわる個人や団体や行政が一緒になってすすめる公園づくりプロジェクトです。公園づくりや人とのふれ合いを通じて、ユニセフの活動を知り、世界の子どもたちについて学ぼうという取り組みで、世界・自然・人とふれ合う場を作ることによって地球市民を育てようということを目的としています。

2005年3月に行われた国際キャンプのようす

ケンマスカル氏から説明をうける子どもたち
セーフティ・スペースをつくるようす

 現在は年に数回、子どもたちを対象としたキャンプやイベントを行っています。主な活動場所は、神戸市北区藍那(あいな)にある国営明石海峡公園神戸地区の予定地です。
 2005年3月にもここでキャンプが行われました。3月のキャンプは、「防災世界子ども会議2005 inひょうご」のオープニングイベントとして行われました。「防災世界子ども会議」に参加するということもあり、参加者は震災を経験した国の子どもたちとなりました。スマトラ地震・津波を経験したインドネシアの子ども厳しい状況の中参加してくれました。こうして世界12カ国(エジプト、アメリカ、台湾、スロバキア、イラン、アルメニア、アルゼンチン、セネガル、ロシア、ネパール、インドネシア、日本)から子どもたちが参加し、公園づくりを通して世界の子どもたちの現状を知り交流を深め合いました。
 毎回、キャンプにはいろんなテーマがかかげられますが、3月のキャンプは子どもたちにとって安全な場所“セーフティ・スペース”をつくろうというものでした。このキャンプには、子ども参画の専門家であるユニセフ職員ケン・マスカル氏も参加し、世界の子どもたちにとって安心して快適に暮らせる環境とはどのようなものかを学びながら、グループごとに工夫されたセーフティ・スペースを作りあげました。

 2005年8月に行われたサマーキャンプのテーマは“水”でした。“水”を通し開発途上国の子どもたちの生活を知ろうというものでした。3泊4日のキャンプの中で、子どもたちはいろいろな経験をしました。実際に、炎天下の山道で水運びもしました。その運んだ水は、グループごとの生活水となります。何にどれくらい使ったか印をつけながら、顔や手を洗ったり、食器を洗ったりしました。参加した子どもたちからの感想は、『こんなにも水運びが大変なものなのか』ということでした。そして途上国の多くでは、水くみは女の子の仕事とされていることが多いことを知り、勉強や遊ぶこともできず子どもらしい時間を過ごせないでいる子どもたちが世界には多くいることを知りました。

 参加した子どもたちは、ユニセフ・パークで学び自分たちには何ができるかを考えます。
教育や安全の重要さを伝える、水を大切に使うこと、自然と共存すること、感じ取ることは人それぞれ違います。
こうして、ユニセフ・パークから地球市民が誕生し、世界に多くのメッセージが発信されれば、ユニセフが願う世界は子どもたちの手で叶えることができるかもしれません。

8月におこなわれたサマーキャンプのようす
ユニセフ活動や“水”についてまなぶ時間。講師は、当協会の広報室長 水はこびを体験。あつい中おもたい水をもって山道を登るのは大変 ファシリテーターと一緒に公園づくり

興味のある方は、ぜひUPPのサイトをごらんください。
http://www.unicef.or.jp/osirase/back2005/0511_02.htm

※ユニセフパークプロジェクト事務局がつくる専用のHPもできました。
http://unicef-park.org/

 またUPPはファシリテーターが中心になって子どもたちの活動をサポートしています。ファシリテーターは随時募集しています。興味のある方は、協会HPに明記しているユニセフパークプロジェクト事務局にお問い合わせください。

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