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ユニセフ子どもネットウェブマガジン
No.26
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世界のニュース(3)

コロンビアの子どもたち
〜地雷や武力紛争になやまされる日々〜

サッカーボールを大事そうに抱えて寄り添う子どもたち。彼らの家はゲリラにおそわれ燃やされてしまったそうです。
6800個以上の地雷が埋まっているコロンビアの北部にあるバランキヤにて。
地雷で片足を失った9歳の少女。ジャングルジムで義足で歩く練習をしています。

コロンビアでは、今なお多くの子どもたちが、長く続く武力紛争の影響を受けています。最近では2001年から2002年にかけて行われた武力行為がピークを超えて、激しい戦闘が行われている国は少なくなってきています。しかしユニセフは、人道支援を進めるために必要な480米ドルのうち、170万米ドルが不足しており充分な対応ができないと述べています。

国内で起こった暴力が原因で住む家を追われた国内避難民は、250万〜350万人と推定されています。さらに150,000人が、2004年〜2005年の一年間で、新たに避難民となりました。地方のコミュニティに住んでいる子どもたちには、人道的なアクセスが制限されています。国内では多くの国連機関が協力しあい指揮を取りました。ユニセフは、影響を受けたコミュニティを、健康面や教育面、また精神的な面で支援しています。

解放される少年が増えているにもかかわらず、コロンビアでは約7,000人の子どもが、非政府軍への入隊や子どもの兵士とされる状態が続いたままです。ユニセフは、子どもの兵士への採用を防ぐ国の取り組みを支援し、また子どもの兵士だった子どもたちが正規の学校や職業訓練場へ通えるようにはたらきかけています。紛争下で苦しんだ子どもたちが、家族や地域に戻り、教育が受けられ、きちんと守られ安全に元気に生活ができるように活動をすすめています。

1990年から2006年4月にかけて、コロンビアに住んでいる1,739人が、地雷や不発弾の被害にあっています。そのうち506人は、18歳未満の子どもです。地雷の被害者はここ数年で大幅に増えてきています。また地雷や不発弾は、コロンビアの32州中の31州にあります。戦いが行われる場所だけでなく、学校や水道や地方へ行く道でも多く見つかっているのです。ユニセフは、政府とコロンビアにある14以上の市民団体にはたらきかけ、地雷の危険性について多くの人に知ってもらい、未然に事故を防ぐ活動や地雷や不発弾で被害をうけた人たちの支援をしています。

コロンビアで長く続いた武力紛争は、今も子どもたちを苦しめています。ユニセフは、そうした状況下で生活している子どもたちへの支援が必要だとよびかけています。

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