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No.38
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ネットワーカーのニュース

〜J8サミットが行われました!(1)〜

J8 JUNIOR 8 SUMMIT

2007 J8サミット開催
子どもたちの意見を世界にアピール

6月3日から8日まで、ドイツ・ヴィスマールでG8(主要国首脳会議)の公式ユースプログラムであるJ8(ジュニア・エイト)サミットが開催されました。

© 日本ユニセフ協会
J8サミットの参加者たち
代表チームの宿泊所となった帆船ダー・モジェジー号
© 日本ユニセフ協会
Day0 (6月2日)

各国の代表チームが次々にヴィスマールに到着。

写真右:代表チームの宿泊所となった帆船ダー・モジェジー号

Day1 (6月3日)
© 日本ユニセフ協会

いよいよ2007年J8サミットの開幕。快晴の空の下、テクノロジーセンターにて開会式が行われました。

開会式後、参加者たちは、メイン会場ツォイクハウスに移り、J8サミットの概要や目的などに関するブリーフィングを受けた後、メディア担当、報告担当、カルチャーイベント担当、評価担当の4つのグループに分かれ、サミット期間中それぞれが果たす役割について確認しました。

Day2&3 (6月4〜5日)

サミットの4つのテーマ「アフリカにおける経済発展の展望」「HIV/エイズ」「気候変動とエネルギーの効率性」「知的財産所有権と企業の社会的責任」に関して、各分野の専門家からの講義を受けた後、時間を忘れるほど活発な議論が展開されました。

Day3 (6月5日)

ベルリンにて、J8代表3名がユニセフ親善大使ロジャー・ムーア氏とともに記者会見に臨むとともに、全参加者がメルケル首相と会談。

© 日本ユニセフ協会

夕方はヴィスマールに戻り、地元の子どもたちやボランティアの皆さんとバーベキューを楽しみ、交流を深めました。

Day4 (6月6日)

この日は、全員で4つのテーマについてこれまで話し合った内容を集約し、夜までかかって共同声明をまとめあげました。

Day5 (6月7日)

J8の代表9名(G8諸国の代表チームから各1名とG8以外の国々の代表1名)が、ハイリゲンダムで開催中のG8会合に出席し、J8代表全員で作り上げた共同声明(ヴィスマール宣言)を発表しました。

共同声明をもってハイリゲンダムへ出発する代表の9名
© 日本ユニセフ協会
共同声明をもってハイリゲンダムへ出発する代表の9名

午後は、G8首脳夫人らがヴィスマールを訪問、J8各国代表と交流を深めました。

© 日本ユニセフ協会
Day6 (6月8日)

J8サミットで話し合われたことについて、共同声明の発表だけに終わらせず、今後もそれぞれが継続して活動していくことを約束し、どのようなことができるかを話し合いました。また、インターネットやメールを通して連絡をとり合い、3-5年ごとに集まって、活動の報告会を行うことなどが提言されました。

Day7 (6月9日)

7日間に渡って開催されたJ8サミットが幕をおろし、他国の参加者や地元ボランティアの皆さんとの別れを惜しみつつ、それぞれが帰国の途に着きました。

共同声明をもってハイリゲンダムへ出発する代表の9名
© 日本ユニセフ協会

さまざまな国際問題について、子どもたちが真剣に考え、議論を展開するJ8サミット。来年は日本で開催されます。みなさんも世界の未来を変えるために何ができるか、いっしょに考えてみませんか。(※2008年J8サミット開催に関する詳細は未定です)

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J8 は、ユニセフ、モルガン・スタンレー、G8議長国の共同事業です

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