タイ:大洪水の被災地に「子どもに優しい空間」を2011年10月21日
タイ中部で発生した洪水によって避難している人々のために、ユニセフはタイ政府やさまざまな支援団体と協力して支援活動を行っています。 ユニセフは子どもの多い避難所に「子どもに優しい空間」を作っています。「子どもに優しい空間」では、子どもたちが絵や工作、歌、踊りなどの活動を行うことで、安心して遊び、洪水や避難生活で受けたストレスをやわらげることができます。 また、ユニセフは、避難センターで子どもたちに接しているスタッフへの研修を行っています。被災した家族には、洪水などの緊急事態が起きた時に、簡単にそして少しのお金で子どもたちの健康を守ることができる方法を紹介したパンフレットを配っています。パンフレットには、手洗いをきちんとすること、ペットボトルの水やふっとうさせてばい菌を殺した水を飲むことなど、下痢を防ぐためのさまざまな方法が紹介されています。 今後も、タイの子どもたちの状況を調査し、タイ政府や地元の団体と協力して、子どもたちが危険から守られ、安心して生活できるように話し合いをすすめていきます。 |