日本:岩手県山田町で「おやこクッキングカフェ」開催2012年3月31日
震災の後も、震災前と同じように子どもたちは十分に栄養をとれているか。日本ユニセフ協会は、岩手県山田町で震災前と後の食生活に関するアンケートを行い、保育園などを通じて保護者の方々にアドバイスを行ってきました。 3月31日には「山田町おやこクッキングカフェ」を開催し、14組38人の親子が管理栄養士の岩岡未佳さんの指導を受けてお弁当づくりに挑戦しました。この日のメニューは、スパニッシュオムレツ・豆腐の落とし焼き・にんじんのたらこ炒め・まいたけとひじきの炒め煮・ミルキーポテト。山田町の小・中学校では学校給食がなく、毎日お弁当を持っていくため、時間をかけずに簡単に作れる、栄養バランスのよいメニューが選ばれました。 子どもたちも型を使って大根やこんにゃくなどを切る作業に参加しました。お母さんたちが仕上げをし、色とりどりのお料理ができあがって運ばれてくると、子どもたちは歓声をあげて喜びました。お母さんたちからも、「ちょっとの工夫でいつもとちがうおかずができてうれしいです。」「なかなか野菜をたくさんつかったおかずは作れないのですが、これなら簡単でいいですね。」などの感想が聞かれました。子どもたちも「おいしい!」と笑顔でおいしくいただきました。 |