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ニューヨーク:10月11日は国際ガールズデー

2013年10月11日


© UNICEF
「女の子を教育することは、国を教育すること」

2012年から始まった国際ガールズデーの今年のテーマは、「女の子の教育のためのイノベーション(発明)」です。女の子だからという理由で学校に通うことができないたくさんの女の子が学校に通えるように、そして、すべての子どもたちが質の良い教育を受けられるように、ユニセフはこの取り組みを応援しています。

世界では、学校に通えない女の子の数は減ってきています。しかし、まだ多くの女の子が学校に通うことができず、そのうち3,100万人は小学校に通うべき年齢の女の子たちです。

「イノベーション」とは、パソコンや携帯電話のテクノロジーの力を利用して、学校に通えない子どもたちをサポートする取り組みや、学校の安全性を高める工夫など、様々な新しいアイディアのことです。また、テクノロジーなど技術だけでなく、女の子が学校に通えない理由となっている問題に取り組むための「新たな工夫」もイノベーションです。例えばトイレの改善などです。ユニセフのアンソニー・レーク事務局長は、「イノベーションというパワフルで新しい手法によって、たくさんの女の子に支援や教育を届けることができています。より多くの女の子が学校に通い、勉強を続けることができるようにするために、私たちも学び続けることが必要です」と語っています。

公益財団法人 日本ユニセフ協会