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宮城県:3度目の「祈りのビッグツリー」が誕生!

2013年12月1日



© 日本ユニセフ協会
すべて手作業で作りあげた8mのビッグツリーに光が灯りました。

東北の子どもたちの幸せを願って、デザイナーや美術大学の学生などが作ったオーナメント(ツリーの飾り)を飾った「祈りのビッグツリー」が12月1日、復興屋台村(ふっこうやたいむら)の気仙沼横丁に誕生しました。

震災を経験した子どもたちがあたたかい気持ちでクリスマスを過ごせるように、と震災直後からスタートしたユニセフ「祈りのツリープロジェクト」。このプロジェクトには、会社や大学などから、3000人以上の方が参加してくださっています。

当日、午前中には、オーナメントを作るワークショップが行われました。ワークショップには、気仙沼の子どもたち22人が参加し、ボランティアの方々に手伝ってもらいながら、ツリーに飾るオーナメントを作りました。去年に続いて参加したという子どもたちも多く、「たのしかった!」とたくさんの笑顔があふれていました。

ツリーは、神奈川県ユニセフ協会を中心に、朝から約6時間、こごえる外での作業を続けてようやく完成しました。夕方行われた点灯式で光が灯った瞬間、歓声が広がりました。

夜空に輝くこのビッグツリーには、160個のオーナメントが飾られました。1つ1つのオーナメントに込められたたくさんの想いが、気仙沼の子どもたちをはじめ、東北のみなさんに届くことを願っています。また、この祈りのツリープロジェクトが東北の子どもたちの幸せについて、改めて考えていただく機会になることを願っています。

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