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財団法人日本ユニセフ協会

ライブラリー プレスリリース

ユニセフ、ハイチでの学校倒壊による被害者家族に支援

【2008年11月8日 ポルトープランス発】

ポルトープランス近郊にあるペチョンビル学校の瓦礫の中から生徒と教師を救うための捜索救出活動が継続されるなか、ユニセフは被害者の家族に対し哀悼の意を表明し、引き続き支援を行っていくことを伝えた。

低所得層の家庭の子どもたちを対象としたこの私立学校には、推定700人の生徒が在籍していた。その多くが、校舎が倒壊したときに教室にいた。

大惨事の発生後すぐに、ユニセフとパートナー団体・機関はソーシャル・ワーカーと心理ケアスタッフを病院に派遣し、この惨事に巻き込まれた人々への心理社会的な支援を提供している。最終的な犠牲者の数はまだ明らかでないが、捜索救出チームはかなりの数にのぼると懸念している。

学校倒壊後まもなく現場を訪問して関係官僚らに会ったユニセフ・ハイチ事務所のアンナマリア・ラウリニ代表は、次のように述べた。「この困難を強いられている時期に、ユニセフは被害者家族をケアし、さまざまな病院に収容された負傷者らの身元確認と記録作成について、我々はあらゆる支援を行う予定である。また家族および子どもたちへの情報提供や心理社会的なケアも実施する。」

ユニセフのチームはすでにいくつかの病院を訪問し、行方のわからない子どもの親たちに情報を提供することができた。また親が遭難して負傷した生存者の世話をする際に、十分なケアと付加的な心理社会的支援を提供できるよう手配した。

国連ハイチ安定化ミッション(MINUSTAH)の要請により、ユニセフは現場で被害者に飲料水を配布するとともに、被害者の救出を行なうスタッフを手助けした。

多くの子どもたちが依然としてコンクリートの下に埋まっているため、現行の捜索救出活動を支援する国際専門家チームがハイチに到着した。

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