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財団法人日本ユニセフ協会

ライブラリー プレスリリース

タジキスタン:官民をあげた日本の緊急支援

【2010年7月1日 東京発】

© UNICEF Tajikistan/Romanyuk/2010
ポリオワクチンの投与を受ける子ども。

中央アジアのタジキスタンで、5月に突然発生したポリオの大量感染は、子どもたちを含む多くの社会的弱者の脅威となっています。この緊急事態に対し、日本が官民をあげて立ち上がりました: 日本政府と、日本のNPO「世界の子どもにワクチンを日本委員会」(JCV)の支援により、緊急に必要とされているポリオワクチンが、タジキスタンの子どもたちに届けられることになったのです。

日本は、官民それぞれがほぼ同額の支援をユニセフに提供している、世界的にも稀な国です。2009年(1月〜12月)、日本政府の対ユニセフ拠出額は1億6400万米ドル。日本ユニセフ協会を通じた民間の支援額は、1億5,500万米ドルにのぼりました。

今回、ユニセフからの緊急支援の要請に応え、日本政府は6月15日、緊急無償援助より20万米ドルの拠出を決定しました。また、その直後には、JCVが、15万米ドルの提供を表明しました。1993年に京都で開催された「子どもワクチン世界会議を受けて設立されたJCVは、これまでに、日本ユニセフ協会を通じ、総額800万ドルにのぼる資金をユニセフが実施する予防接種活動に提供しています。JCVは、14年間にわたってミャンマーの予防接種活動で活用されるワクチンの購入資金を提供してくださっていますが、中央アジアに対する支援は今回が初めてです。元総理大臣夫人の細川佳代子JCV理事長は、今回の支援の決定にあたり、「子どもたちにワクチンを届けたいという日本の皆様の思いを、必要とされている時に効率的に形にすることが、私たちの最も重要な使命なのです。」とのコメントを寄せてくださいました。

今回日本から寄せられた支援は、大きな成果を上げる大きな一助となっています。ユニセフの支援によって繰り広げられた予防接種キャンペーンによって、過去3週間の間に、疑いがあるケースを含め600例を超えていたポリオの症例が、0例になりました。「今回のような事態を含め、ポリオの根絶に日本が官民をあげて取り組んでくださっていることに、ユニセフを代表して感謝申し上げます。」(ユニセフ・タジキスタン事務所ホングウェイ・ガオ代表)

タジキスタンで展開されたポリオの予防接種キャンペーンの様子(英語版)

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