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公益財団法人日本ユニセフ協会
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ネパール大地震緊急募金 第21報
被災地の小さな命を守るために
ポリオ予防接種の実施、妊産婦の避難施設の設置
ユニセフ情勢レポートより

【2015年6月10日 カトマンズ発】

地震の被災地の病院で、6月4日に生まれた赤ちゃんと母親。
© UNICEF Nepal/2015/Narendra Shrestha
地震の被災地の病院で、6月4日に生まれた赤ちゃんと母親。

4月25日に起こったM7.8の大地震から1カ月半が過ぎ、続いて起こった5月12日のM7.3の地震から間もなく1カ月がたちます。

現在、支援を必要とする被災者数は、子ども110万人を含む280万人です。これまでに確認された死者は8,779人、負傷者は2万2,220人。両親ともに亡くした子どもは89人、どちらか片方の親を亡くした子どもは453人に上ることが確認されています。また、建物の被害も報告されており、2,638カ所の公共施設が損壊し、家屋は50万5,745棟が倒壊、27万9,330棟が一部損壊しています。

このような状況下で、ユニセフはネパールの子どもたちやその家族のために、さまざまな支援活動を展開しています。

ユニセフの活動ハイライト(6月10日情勢レポートより)

保健

  • 280万人の5歳未満児を対象にした、ポリオの予防接種キャンペーンが、27の地区で開始されました。
  • 妊婦と出産後の母親のための避難施設を16カ所に設置しました。何百人もの母親と子どもたちが身を寄せており、熟練した保健員の立会いの下、多くの出産が行われています。
  • 14の被災地区では、下痢性疾患とコレラの蔓延に備え、必要に応じて重度の患者1,400人と中程度の患者5,600人へ迅速な治療を行うことができる数の、下痢治療キットを備蓄しています。

子どもの保護

カトマンズに設置された「子どもにやさしい空間」で木のおもちゃで遊ぶ男の子
© UNICEF Nepal/2015/Jocelyn Ortiz
カトマンズに設置された「子どもにやさしい空間」で木のおもちゃで遊ぶ男の子。
  • これまで確認されている数は、親と離ればなれになった子ども72人、保護者を伴わず独りでいる子ども63人、家族と再会できた子ども109人、家族との再会を待つ間一時ケアセンターに保護されている子ども26人、人身売買や収容から逃れた子ども95人、両親ともに亡くした子ども89人、どちらか片方の親を亡くした子ども453人、子どもの保護施設にいる子ども3,072人です。
  • 今週、3,450人の親子が、特別な心理社会的ケアを受けています。ユニセフは14の被災地区で働く28人のカウンセラーを支援しています。
  • 子どもたちが安心して集い、また勉強することができる“子どもにやさしい空間”を13の地区に132カ所開設し、子どもたちに教育の再開や遊びを通じた心理社会的ケアの支援を行っています。(学校の再開に伴い、徐々に閉鎖される予定)

教育

  • パートナー団体とともに、最も深刻な被害をうけた14の地区の757カ所に一時的な学習センターを設置。
  • 校舎建設は、6つの地区でほぼ完了しており、残り8つの地区で引き続き進めています。

水と衛生

  • パートナー団体とともに、148万4,992人に、水と衛生の緊急支援を届けました。
  • 水道や衛生設備を整え、5万6,714人が水道を、8万4,625人が衛生設備を使えるようになりました。

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