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公益財団法人日本ユニセフ協会

「国連持続可能な開発サミット」(9月25〜27日)
『持続可能な開発目標』採択へ
約束を、行動へと移すとき−ユニセフ事務局長声明

【2015年9月25日 ニューヨーク発】

保健センターで診察の順番を待つ親子たち。(ラオス)
© UNICEF/NYHQ2012-1888/Noorani
保健センターで診察の順番を待つ親子たち。(ラオス)

9月25日から開催される「国連持続可能な開発サミット」において『持続可能な開発目標(SDGs)』が採択されるにあたり、ユニセフ事務局長のアンソニー・レークは以下の声明を発表しました。

ユニセフ事務局長の声明

今日の歓迎すべき決定は、ここまでの過程の終わりと、新たな始まりを意味しています。約束を行動に変える力です。

私たちは、統計データをもってその前進の度合いを測ります。しかし、本当の評価は、貧困から抜け出した子ども、出産で命を落とさずに済んだ母親、早すぎる結婚で子ども時代を失わずに済んだ少女、そういった一人ひとりの中に見えてくるものです。

今日の最も厳しい状況の子どもたちに人生における公平なチャンスを与えることが、極度の貧困の罠から抜け出す未来を創るのです。

* * *

『持続可能な開発目標(SDGs)』について

SDGsは、極度の貧困や飢餓をなくし、すべての人に生涯にわたって質の高い教育を提供し、地球を守り、そして平和で誰もが受け入れられる社会を推進するという、野心的な世界の行動計画を示すものです。これらの目標は、その前身である『ミレニアム開発目標』に含まれていた貧困、栄養、保健、教育、水と衛生、ジェンダーの平等といった分野における子どもたちへの約束に基づき、さらに子どもの保護、早期幼児教育、不平等の削減という新たな目標が加えられています。

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