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日本ユニセフ協会
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ナイジェリア北東部
新たなポリオ感染を確認
紛争の影響を受けるボルノ州で

【2016年8月11日  ニューヨーク発】

ナイジェリア北東部で子ども2人が野生株のポリオウィルスに感染し麻痺状態にあるという情報は、紛争の影響を受ける地域において、ポリオを根絶することの緊急性を強調している、とユニセフ(国連児童基金)は述べています。

紛争地域で新たなポリオ感染を確認

ナイジェリア北部でポリオワクチンを接種する乳児(ナイジェリア・カノ州、2016年3月撮影)※本文との直接の関係はありません。

© UNICEF/UNI182033/Rich

ナイジェリア北部でポリオワクチンを接種する乳児(ナイジェリア・カノ州、2016年3月撮影)※本文との直接の関係はありません。

ナイジェリア政府と世界保健機関(WHO)は、紛争が続くボルノ州において、野生株ポリオウィルスの発生を確認しました。ボルノ州ではすでに、子どもたちが危険なほど高いレベルの栄養不良に直面しています。この2つの感染ケースは、最近アクセスが可能となった地域で確認されましたが、州内には未だアクセスできない広大な地域が残されています。

ナイジェリアは、政府やパートナー、地域の保健員などによる大規模な取り組みにより、2年前を最後にポリオの感染は確認されておらず、残り1年足らずのうちに「ポリオ・フリー(ポリオ感染がない)」国として認定される予定でした。アフリカ大陸の中で、ナイジェリアは唯一、ポリオ・フリーではない国です。

「紛争とポリオの継続的な脅威との関連性を、私たちは否定できません。今回の2つの感染ケースは、チャド湖地域の子どもたちが特に危険に晒されていることを意味しています。ユニセフはパートナーと共に、すべての子どもたちにポリオの予防接種を届けるまで活動を止めません」と、ユニセフ・ポリオ部長のレザ・ホセイニは述べました。

ナイジェリア保健省は、ユニセフやWHO、世界ポリオ根絶イニシアティブのパートナーの支援を受けて、緊急の予防接種キャンペーンを開始しており、ボルノ州のアクセス可能な地域から活動を始めています。

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■世界ポリオ根絶イニシアティブについて

世界ポリオ根絶イニシアティブは、ユニセフのほか各国政府、WHO、ロータリー・インターナショナル、米国疾病管理予防センターにより推進され、ビル&メリンダ・ゲイツ財団などの主要なパートナー団体により支援されています。ユニセフは地域参加及び予防接種ワクチンの管理・購買を支援しています。

 


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