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日本ユニセフ協会
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イラク・モスル
学校再開、徐々に
36万8千人が再び学び舎へ 子どもたちの甚大なニーズに最優先で対応を

【2017年7月11日  ジュネーブ発】

ユニセフ(国連児童基金)は11日の定例記者会見において、イラク・モスルの子どもたちの状況について、暴力の悪夢の中を過ごしてきた65万人の子どもたちの未来は今も危機的状況にあり、子どもたちのニーズに応えその将来を確かなものにすることが、今後何よりも優先されなければならないと強調しました。

36万8千人が再び学び舎へ

ユニセフの支援を受ける学校に通う子どもたち(2017年6月12日撮影)

© UNICEF/UN068286/Anmar

ユニセフの支援を受ける学校に通う子どもたち(2017年6月12日撮影)

これまでに、モスル東部では336校が、モスル西部の一部では136校の学校が授業を再開し、36万8,000人以上の子どもたちが再び学校に通い始めました。しかし、モスルは不発弾や地雷の危険が非常に高く、ユニセフは子どもたちやその家族、教員、地域社会のリーダーたちに対し、その危険性を周知すべく働きかけています。

ユニセフはまた、緊急の栄養補助剤やワクチン、安全な水、着の身着のままで逃げてきた人々への救援物資などを届けています。これまでの戦闘や混乱の中で家族とはぐれてしまった子ども、おとなが同伴していない子どもたちは4,650人にのぼると見られ、そうした子どもたちが家族と再会するための支援も行っています。

イラク全土で、子どもたちは徴用され、戦闘に巻き込まれています。“人間の盾”として使われる子どももいるという報告もあります。ユニセフは、戦闘に関わった子どもたちが、子どもにやさしい法的プロセスの中で弁護士など適切な専門家からの支援を受け、また心身の回復と社会への再統合のための支援を受けられるよう活動しています。


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