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日本ユニセフ協会
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コンゴ民主共和国・カサイ地域
教育の機会を奪われ、徴兵される子どもたち 子どもへの虐待行為は正当化できない
ユニセフ西部・中部アフリカ地域 事務所代表声明

【2017年8月7日  ダカール(セネガル)/ニューヨーク発】

ユニセフ(国連児童基金)西部・中部アフリカ地域事務所代表のマリー・ピエール・ポワリエは、コンゴ民主共和国のカサイ地域で子どもたちが置かれている現状について、以下の声明を発表しました。

教育の機会を奪われ、徴兵される子どもたち

ユニセフが提供する「子どもにやさしい空間」で遊ぶ、カサイ地域から逃れてきた難民の子どもたち(アンゴラ)2017年5月30日撮影

© UNICEF/UN068202/Wieland

ユニセフが提供する「子どもにやさしい空間」で遊ぶ、カサイ地域から逃れてきた難民の子どもたち(アンゴラ)2017年5月30日撮影

世界は、カサイ地域で子どもたちとその家族に起きている悲惨な状況から目をそらしてはなりません。この12カ月の間に、子ども85万人を含む140万人が、家を離れることを余儀なくされ、蔓延する著しく暴力的な行為により生活を滅茶苦茶にされました。

子どもたちと女性たちは、彼らが受けた残酷な虐待行為について話してくれました。子どもたちの多くは武装勢力に徴用・徴兵され、麻薬漬けにされ、暴力の中に巻き込まれました。

これらの行為は決して正当化できるものではありません。

子どもたちの置かれている状況は悪化しています。紛争により避難を余儀なくされた家族は、もっとも基礎的なサービスすら受けることができません。200カ所以上の保健所が破壊され、4カ所に1カ所は正常に機能していません。重度の急性栄養不良に陥る危険のある子どもの数は40万人と推定されます。

何百もの学校が攻撃や略奪に遭い、教員たちは殺され、あるいは安全を求めて避難し、子どもたちは1年間の教育機会を失いました。暴力を恐れるために、教員は職場に行けず、親は子どもを学校に通わせられません。

すべての紛争当事者は、子どもたちを保護し、子どもたちに対する甚大なる侵害を終わらせ、学校や保健サービスを存続させなければなりません。紛争の影響を受けるすべての人に必要な支援を届けられるように、人道支援従事者には無制限の人道アクセスが必要です。

ユニセフは、地域における長期の活動実績と地域パートナー団体との強力なネットワークに支えられ、急増する人道支援のニーズに対応しています。紛争の影響を受ける15万人以上の人々に、栄養、保健、教育、水と衛生、現金給付、および子どもの保護に関する支援を提供しています。

しかし、暴力が止まらない限り、私たちがいかにベストを尽くしたとしても、十分な支援を届けることはできません。何千人もの子どもたちの命が危険に晒されています。

 

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本信に関連する報告書『子どもたちはカサイ地域の暴力の犠牲者 (Children, victims of the violence in Kasai)』は、 こちらをご覧ください。


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