新ユニセフハウス開設のお知らせ

平成13年5月23日

日本ユニセフ協会は、日本の子どもたちが途上国の現状やユニセフ活動の様子を学ぶことができる地下1階、地上5階建ての新ユニセフハウスを、現在、東京都港区高輪において建設中です。
新ユニセフハウスには、ユニセフの基本的な情報を提供するミニシアター、130名を収容できる大会議場、7台のコンピューターを備えた学習スペース、胎児期/乳幼児期、学齢期、思春期、子どもの保護、子どもの参加といったテーマ別の常設展示コーナーなど、子どもたちが世界の現状を参加型で学べるスペースが満載されています。

また、新ユニセフハウスのオープンに合わせ、日本の国際協力NGOとの連携強化、国際協力を担う人材の養成を主要な目的とする「国際協力人材養成プログラム」の実施も計画しています。

このプログラムは、ユニセフ国際協力講座、インターンの受入、NGOスタッフの国内および海外研修などを柱としており、国際的な開発協力の世界で活躍できる人材の養成を目指すものです。

新ユニセフハウスは、昭和44年より31年間にわたり積み立てられてきた「会館建設積立金」により建設されるもので、総事業費(用地、建物、その他)は25億円。平成12年3月に着工、本年6月22日竣工予定です。

なお、日本ユニセフ協会は、本年6月25日をもって新ユニセフハウス(新住所:港区高輪4丁目6番12号)へ移転いたします。