2003年4月16日

イラクに世界中の注目が集まる中、南部アフリカ諸国の子どもたちを取り巻く状況も深刻

ユニセフ 南部アフリカ危機 報告会

4月23日(水) 15:00〜16:00 ユニセフハウスにて

〜ユニセフ・レソト事務所プログラム・オフィサー 菊川 穣 氏 講演〜

財団法人日本ユニセフ協会

 このたび、ユニセフ・レソト事務所の菊川 穣(きくがわ ゆたか)氏が帰国し、干ばつや食糧危機、HIV/エイズに苦しむレソトなど南部アフリカ諸国の子どもと女性の現状と、その改善に取り組むユニセフ(国連児童基金)の活動に関する報告会を、以下の通り開催いたします。

 南部アフリカ6カ国(ジンバブエ、マラウイ、ザンビア、モザンビーク、スワジランド、レソト)では、たび重なる干ばつと社会インフラの極端な不足により、食糧危機に直面しています。さらに、これらの国では、HIV/エイズの深刻な流行のため、235万人の子どもが親を亡くし、15歳未満の子ども60万人がHIVに感染しています。ユニセフなどの調査によると、南部アフリカの小国レソトの状況は特に深刻で、15歳から24歳までの若い女性の51.4%、男性の23.5%がHIV/エイズに感染していると推定されます。

 ユニセフは、こうした緊急事態を受けて、栄養、教育、水と衛生、子どもの保護を最重点分野とし、人道的立場から、南部アフリカ諸国の子どもと女性の緊急援助に取り組んでいます。当協会でも、2002年11月1日よりアフリカ緊急募金を開始し、南部アフリカ諸国支援のために、皆様のご協力を呼びかけています。

 南部アフリカ諸国におけるユニセフの支援活動の最前線にいる同氏の報告会に、是非ご参加ください。

* * * * * * * * * *

《ユニセフ 南部アフリカ危機 報告会》

■日 時2003年4月23日(水) 15:00‐16:00(予定)
■会 場港区高輪4‐6‐12 ユニセフハウス 2F会議室
■講 師 菊川 穣 氏(ユニセフ・レソト事務所 プログラム・オフィサー)
■入場料無料
■参加申込以下のファックス、電子メールあてに「南部アフリカ報告会参加」とご明記の上、お名前(所属)、参加希望人数、ご連絡先をご連絡ください。
(申込み用紙ご希望の方はこちらからダウンロード→)
PDFダウンロードサイズ14k

お問い合わせ・お申込みは…

(財)日本ユニセフ協会 協力事業部
TEL: 03-5789-2012  FAX: 03-5789-2032
電子メール:seminar-dr@unicef.or.jp