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財団法人日本ユニセフ協会
 

ユニセフ協会からのお知らせ

学校に通える喜びを胸に・・・
ラオスで開校式が開催されました

© UNICEF/Laos
新しくできた校舎の前で歓迎の踊りを披露するラオスの子どもたち

2007年3月27日、ラオスの北部の美しい古都ルアンプラバン県に新たに建設された小学校で開校式が盛大に行われました。

この小学校のニックネームは「サクラ・スクール」。イオンと日本ユニセフ協会の支援で2006年度にラオスに建設された小学校の1つです。

真新しい校舎は5つの教室と教員室、図書室を兼ね備え、男女別のトイレや給水設備も設置されています。教室にはさっそく子どもたちの絵が飾られ、明るい教室で子どもたちは目を輝かせて学んでいます。「教室をきれいに使いたい」という先生のはからいで、教室に入る時、子どもたちは靴を脱いであがっていました。

開校式当日は、ソムコット・マニューメック教育相、ブンファン・ドゥアンパチャン ルアンプラバン県知事、オリビア・ヤンビ ユニセフラオス代表が出席、さらに、サクラ・スクールの児童約90名、地元シンソン村の村人達も参加しました。日本からは、岡田卓也イオン1%クラブ委員長のほか、日本からのボランティア約60名が出席し、キャンドルの点灯式、校庭での記念植樹、サッカー教室、新体操教室、折り紙、綱引きなどを通して、ラオスの子どもたちと交流し、開校の喜びを分かち合いました。

© 日本ユニセフ協会
子どもたちに折り紙を教える日本からの参加者
© 日本ユニセフ協会
小川章コーチの指導のもと、サッカーを楽しむ子どもたち

イオンと日本ユニセフ協会によるラオスの学校支援は2006年度に始まり、3ヵ年で100校を支援することを目標としています。ラオスの特に農村部の子ども達が学校に通えるように、学校の建設やトイレ・給水設備の設置、教材や遊具の提供、教員の研修、地域が参加した学校開発計画作りなど、ハードとソフトの両面から総合的な支援を行っています。初年度はラオスの北部ルアンプラバン県とシエンクワン県で30校を支援しました。3カ年計画の2年目となる2007年度は、2007年4月21日(土)〜6月20日(水)まで、イオン各社の店頭や事業所で、40校の学校支援を目標に募金活動が取り組まれる予定です。