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ユニセフ協会からのお知らせ

シュガーレディ・ユニセフ基金
ブータンの子どもたちへの給水設備やトイレの設置を支援

シュガーレディ・グループは、1991年にシュガーレディ・ユニセフ基金を設立し、以来、世界の子どもたちを支援するユニセフのプロジェクトに毎年10万ドルの支援を続けています。

2008年12月24日、シュガーマザークラブとして活動されている6名のみなさまから、19年目となる今年の募金が贈呈されました。

同社では、毎年10万ドルの支援のほか、新年会など折々の社内の催しでシュガーマザークラブが中心となり、募金を呼びかけています。贈呈式にユニセフハウスを訪れたシュガーマザークラブのみなさんは、これまでの3年間支援してきたマラウィから届いた写真を見たり、重度の栄養不良の子どもたちの治療のために現場で使われている栄養を強化した粉ミルクなどの支援物資を手にとりながら、支援により、子どもたちの状況が改善されてきていることを喜んでくださいました。


© UNICEF BHUTAN/
98-011

今回贈呈された募金は、ブータンの学校における給水設備やトイレの設置、衛生教育の活動に活用されます。ブータンはインドと中国に囲まれた小さな仏教国です。ブータンは、世帯レベルで基礎的な水や衛生サービスを利用できる人の割合を1990年の50%から2005年には80%へと改善させたものの、学校での給水設備やトイレの普及率は低いままです。学校に適切な給水設備やトイレがないために、不衛生な環境が原因の下痢性疾患や寄生虫病、皮膚病などを発症している子どもたちが多くいます。子どもたちの健康を守り、安全できれいな水を利用し、衛生習慣を身につけられるよう、3年間で12の学校が支援を受ける予定です。

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