メニューをスキップ 財団法人日本ユニセフ協会
HOME > 協会からのお知らせ2010年

ユニセフ協会からのお知らせ

国連事務総長夫妻、黒柳さん、アグネスさんらと懇談
子どもたちに平和のメッセージ

【2010年8月6日 東京発】

© 日本ユニセフ協会
潘事務総長夫妻との懇談会に参加した、黒柳徹子さん(前列左)、アグネス・チャンさん(中央)ら、国連機関の活動を応援している各界の著名人の方々。

国連のトップとして、はじめて原爆被爆地の長崎と広島を訪問した潘基文国連事務総長は、これに先立つ4日夜、東京都内で、様々な立場や形で国連機関の活動を応援している各界の著名人と懇談。ユニセフからは、黒柳徹子さんとアグネス・チャンさんが参加しました。

「わたしたちも募金しています」

約2時間にわたる懇談の中、黒柳さんらに、今後も母子保健などの世界の子どもたちの問題を訴え続けるよう要請した潘事務総長。会の最後のスピーチを、次の言葉で締めくくりました「私も妻も、飛行機に乗るときは、いつもユニセフに募金しています※。是非みなさんも、協力してください。」

※ 日本航空の国際線(コードシェア便を除く全路線)および全日本空輸の国際線(一部路線)では、ユニセフ外国コイン募金への ご協力を呼びかけています。機内に用意されている封筒(写真参照)に入れて、客室乗務員にお渡しください。

© 日本ユニセフ協会

潘事務総長とアグネス大使。事務総長は、今年5月、ユニセフのアンソニー・レーク事務局長とともに、児童ポルノや子どもの兵士の問題の根絶に向けた国連のキャンペーンをスタートさせました。
記事はこちら»

また、潘夫人も、子どもの人身取引問題や女性への暴力など、アグネス大使がライフワークとして取り組んでいる問題にも、積極的に発言されています。

「戦争がないこと=平和」ではありません
© 日本ユニセフ協会
「アンニョン・ハセヨ」(こんにちは)。 子どもたちの元気な声で迎えられた潘夫人。

これに先立つ4日午後、潘夫人は、子どもたちに平和のメッセージを届けるため、東京都内の児童施設を訪問。日本ユニセフ協会の“出前授業”に飛び入り参加されました。

「アンニョン・ハセヨ!」

「平和」や「子どもたちの」権利をテーマにした日本ユニセフ協会の出前授業に参加した50人ほどの子どもたちが、韓国出身の事務総長夫人を、拍手と覚えたての韓国語(「こんにちは」)で迎えました。

「核の無い世界」の実現に向けたメッセージを世界に向けて発信するため、今回、国連事務総長として初めて長崎、広島を訪れる潘事務総長と夫人。“出前授業”を通じて、戦争の悲惨さやユニセフの役割を学んだ子どもたちに、次のように語りました。

「戦争が無いことが、必ずしも平和であることとは限らないんです。世界中には、病気などで幼くて命を落としてしまう子ども。ご飯の食べられない子ども。学校に行きたくても行けない子ども。そんなお友達が沢山います。」
「そうした子どもたちを助けるために、ユニセフなどの機関が、頑張っています。」
「世界中の子どもたちが、本当に平和な生活が送れるような世界を、みんなでつくらなくてはいけません。」
「私たちの未来を担うのは、世界の子どもたちです。是非、みなさんも力を貸してください。」

© 日本ユニセフ協会

この日、“出前授業”に集まった子どもたちの中には、熱心にメモを取る子どもたちも。小さな子どもたちが「平和」という難しいテーマを一生懸命勉強している姿に、潘夫人も胸を打たれた様子でした。

トップページへ先頭に戻る