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アグネス・チャン日本ユニセフ協会大使 現地レポート 2017年4月 シリア周辺国

(C)日本ユニセフ協会

シリア国内で支援を必要としている子どもは、およそ600 万人。これに、周辺国に逃れたおよそ240 万人が加わり、800 万人以上の子どもたちが、二度と取り戻すことができない「子ども時代」を奪われています。

シリアの内戦を逃れても、子どもたちに安全や安心が保障されているわけではありません。現在、シリアを逃れた子どもの約半数は学校に通っておらず、シリアは、未来を担う世代を失う危機に直面しています。

一方で、難民を受け入れている周辺国も、大きな苦境に立たされています。世界最大規模のザータリキャンプを擁するヨルダンは約66 万人(33 万6, 000 人が子ども)、レバノンは約101 万人(55 万4, 000 人が子ども)、そして最大のシリア難民受入国となっているトルコは約299 万人(133 万人が子ども)ものシリア難民を抱えています。

アグネス・チャン ユニセフ・アジア親善大使は、4月2日〜13日、ヨルダン、レバノン、トルコの地元政府やユニセフによる「失われた世代」を作らないための取り組みを取材しました。

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