家庭紙メーカーの王子ネピア株式会社は、国際衛生年にあたる2008年、開発途上国のトイレと水の問題に取り組むため、「nepia千のトイレプロジェクト」を立ち上げました。キャンペーンの期間中、ティシュ、トイレットロールなどの対象商品のお買い求めに応じて、売上の一部がユニセフへ寄付され※、東ティモールの水と衛生に関する支援活動に活用されています。活動4年目の2011年はプロジェクトを通じて1,000以上の世帯でのトイレづくりと安全な衛生習慣の定着を支援し、子どもと家族に、衛生的な環境を普及し、健康を守ることを目指します。
※2011年度は同社からの企業寄付
東ティモールは、2002年に独立したアジアでもっとも若い国。現在、国際社会の協力を得て、国づくりが進められていますが、国民の10人に約4人は、1日1.25米ドル未満で生活しています。5歳未満の子どもの死亡率は1000人あたり64人と、子どもの生存が厳しい国のひとつです。山の湧き水を安全な飲み水として使用できることもある一方、トイレの設備が十分ではなく、不衛生な環境から、多くの子どもたちが下痢や体調不良を患い、命を落とすこともあります。
同社は、千のトイレプロジェクトを通じて、東ティモールの子どもたちを支援すると同時に、トイレを含む衛生的な環境が子どもたちを守ることを、広く発信しています。

<募金受け付けのお知らせ>
日本ユニセフ協会では、みなさまからの東ティモールの
衛生プロジェクトへの募金を受け付けています。
【郵便局(ゆうちょ銀行)振替口座】 00190-5-31000
【口座名義】 公益財団法人 日本ユニセフ協会
※通信欄に「ネピア」と必ず明記してください。
※窓口での振り込みの場合は、送金手数料が免除されます。
※当協会への募金は寄付金控除の対象となります。
プロジェクトメンバーは、現地での支援事業が始まってから4回にわたって、東ティモールを訪問、現地の衛生状況とユニセフの活動を視察しました。東ティモールは、2002年の独立以降、国際社会の協力をえて、国づくりがすすめられています。国土に山が多く、道路などの整備も十分ではないため、生活インフラの整備が十分ではありません。水と衛生、とりわけトイレについては、家庭と学校において、継続的また、安定的に使用することができないため、多くの子どもが下痢を患っています。青い空と海、豊かな緑に囲まれた東ティモールの子どもたちは、生まれて間もないこの国の未来を担う大切な存在。トイレが使え、学校で衛生習慣が学べるようにすることは、子どもたちの命と健康を守り、東ティモールを支える力となります。
これまで、語られることが少なかったトイレの話。千のトイレプロジェクトを通じて、衛生に関する問題と取り組みの必要性を、多くの方に知っていただきたいと思います。
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| © UNICEF/Timor -Leste | © UNICEF/Timor -Leste | |
| ▲2010年の支援でできた家庭用トイレ | ▲トイレの外には簡易手洗い場を設置する家庭も増えています |