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FNSチャリティキャンペーン

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※上記リンクは、FNSチャリティキャンペーン事務局HP(外部サイト)となります。

2012年度支援国:チャド(アフリカ)

チャドは、数十年にわたって内戦が続き、2008年以降、平和の定着にむけたプロセスが進行中ですが、いまも10万人以上の人たちが国内避難民となっており、国民の半分以上が1日1.25米ドル以下で生活しています。5歳未満児死亡率が1,000人あたり173人、5人に1人の子どもが5歳の誕生日を迎えることができません。この数は世界で5番目の高さで、子どもの生存が最も厳しい国のひとつです。また特に女性や女の子は不利な立場にあり、とりわけ、性的暴力やジェンダーによる暴力、教育を受ける機会が限られているなど、厳しい状況にあります。

2011年に発生した干ばつが引き起こした食糧危機や栄養危機によって、チャドの人びと、特に子どもたちが命の危険に晒され続けています。

数字で見るチャド 日本との比較

出典:世界子供白書2012

指標 チャド 日本
総人口 11,227,000人 126,536,000人
18歳未満人口 5,846,000人 20,471,000人
5歳未満児死亡率(1,000人あたり) 173人/1,000人 3/1,000人
5歳未満児死亡率の順位 5/193カ国 186/193カ国
5歳未満児死亡数 80,000人 3,000人
乳児死亡率 99人/1,000人 2/1,000人
新生児死亡率(1,000人あたり) 41人/1,000人 1/1,000人
妊産婦死亡率(10万人出生あたり) 1,100人 6人
成人のHIV罹患率 3.4% 0.1%
1人あたりのGNI 600米ドル 42,150米ドル
1日1.25米ドル以下で暮らす人(比率) 62% NA
初等教育出席率 56%(男子)
48%(女子)
NA
識字率 34% NA
若者(15-24歳)の識字率 54%(男子)
39%(女子)
NA
改善された水を利用する人の比率 50% NA
適切な衛生施設を利用する人の比率 9% NA
出生時の平均余命 49歳 83歳

*NAはデータなし

チャド基礎情報

チャド

(出典:外務省HP)
国の面積 128.4万平方キロメートル(日本の約3.4倍、約3分の2が砂漠地帯)
民族

サラ族、チャド・アラブ族、マヨ・ケビ族、カネム・ボルヌ族、その他

言語 仏語、アラビア語(公用語)
宗教 イスラム教(54%)、カトリック(20%)、プロテスタント(14%)ほか
大統領

イドリス・デビー・イトゥノ大統領

主要産業 農業(綿花)、牧畜業、原油(南部で石油資源開発が進行)
輸出 石油、畜産物、綿花
輸入 石油関連、非石油関連、公共事業(2010年)
農作物の種類 綿花、ソルガム、キビ、アワ、ピーナッツ、米、じゃがいも、タピオカ
牧畜の種類 牛、ヒツジ、ヤギ、ラクダ

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