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財団法人日本ユニセフ協会

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地域のユニセフ協力ネットワークづくり
日本ユニセフ協会熊本県支部
平和と寛容の国際絵本展「ハロー・ディア・エネミー!」開催


[image]2月3日〜10日に、日本ユニセフ協会熊本県支部は、熊本市立図書館と共に平和と寛容の国際絵本展「ハロー・ディア・エネミー!」を開催しました。

この絵本展は、日本国際児童図書評議会(JBBY)が1999年5月より展示を開始しましたが、その開催趣旨に賛同し、2000年4月より日本ユニセフ協会も共に開催しています。ドイツのミュンヘン国際青少年図書館によってつくられたこの絵本展は非常に人気が高く、熊本は31ケ所目の開催です。

今日の世界が直面している大きな課題「紛争」に対して、子どもの本を通して「寛容の精神」と、争うことの愚かさを知り、「平和の心」を育てることをテーマにしてつくられた絵本展には日本でもなじみ深い翻訳絵本や日本人作家の作品も含まれています。
展示されている絵本は実際に手に取り、見ることができる体験型の絵本展です。

会場となった熊本市立図書館は親子で気軽に利用できるので、開催期間中、若いお母さんたちに世界の子どもの問題に触れる機会をつくりたい、親子で楽しく参加できる内容にしたいと考え、展示会の他に、2つの活動を実施しました。

ひとつはJBBYにご紹介いただいた熊本子どもの本研究会の方々や、市立図書館のボランティアグループのご協力で、絵本の読み聞かせ会を行いました。
子どもたちは絵本が大好きですから、可愛らしい絵を見ながら、わかりやすいお話を聞きながら、親子で楽しめて、世界の子どもの問題に触れるよい機会を提供することができます。期間中、午前・午後1日2回行った絵本の読み聞かせの時間には連日地域の幼稚園や小学校の子どもたちが大勢参加し大好評でした。

ふたつめは、JBBY会長の猪熊葉子先生を講師に講演会を行いました。
児童文学の専門家である先生の「絵本で訴える真の平和」と題した講演は、先生ご自身の経験談もまじえ、明るいお人柄そのままのわかりやすい、非常に楽しい内容でした。

「ハロー・ディア・エネミ−!」は、21世紀に生きる子どもたちに私たち大人が伝えていかなくてはならない大切なことがたくさんある展示会です。
熊本県支部は世界の子どもの状況やユニセフの活動を理解していただくための活動を行っています。
私たちと一緒に活動をつくっていきませんか?
お気軽にご連絡ください。  


日本ユニセフ協会熊本県支部
 熊本市下通り1-5-14メガネの大宝堂下通店5F
 TEL・FAX:096-326-2154

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