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地域組織の活動報告埼玉県支部
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ユニセフ・ラブウォークin東松山「〜気持ちのよい秋風を感じながら、身近な自然、文化財を味わいましょう!〜」、さいたまコープ西北地区エリア会、(財)日本ユニセフ協会埼玉県支部の共催で開催し、25名が参加されました。
日本ユニセフ協会埼玉県支部は、さいたまコープ西北地区ウォーキング企画に協力して、ユニセフ・ラブウォークin東松山の名称で初めての開催となりました。
当日は秋空の下、山間は紅葉が見ごろを迎え、文化財や自然の風景を満喫しながら約4.5kmのコースを歩き、さわやかな汗を流しました。名勝の物見山公園では、枯れ葉の上を歩く音がサクサクとやわらかく聞こえ、疲れが癒されるかのように感じました。また、季節外れに開花した桜の木もあり自然に触れながら散策しました。
開催日:2010年11月13日(土)
コース:東武東上線高坂駅西口スタート〜彫刻のある通り〜足利基氏の累跡〜弁天沼(鳴かずの池)〜岩殿観音〜物見山公園〜埼玉県平和資料館ゴール (約4.5km) 10時スタート 〜11時30分ゴール
●彫刻のある通り〜高坂駅西口前から彫刻のある通りが続いている。彫刻はブロンズ像で34体ある。
すべて高田博厚氏の作品。
●足利基氏の累跡〜館跡は東西180㍍、南北80㍍前後の規模と見られ、北面中央部の東寄りが山側に突出した形になっている。基氏が岩殿合戦の時に布陣した場所で本陣が置かれた可能性が高いと思われる。しかし、基氏は長期滞在していないため、基氏が築いたものではなく、地元の豪族の館を陣地として利用したものと言われている。基氏は、鎌倉公方と呼ばれ、南北朝時代に活躍した武将で足利尊氏の次男として暦応3年(1430)に生まれた。
●弁天沼(鳴かずの池)〜池に蛙が棲みつかない事から「鳴かずの池」と呼ばれている。岩殿山正法寺の中興開山栄俊が里人のために堀った用水池。坂上田村麻呂により退治された悪龍の頭が埋っていると伝えられている。
●岩殿観音〜1300年の歴史を持つ古刹。鎌倉時代末期元亨2年(1322)の銅鐘と六面幢は県指定文化財。芽茸の鐘楼は市指定建造物。樹齢700年と推定される大イチョウ(雄木)は市指定天然記念物。
●物見山公園〜(県指定名勝)桜とツツジの名勝物見山は岩殿山・岩戸山・雪見峠とも呼ばれた。標高135m。
●埼玉県平和資料館〜平成5年8月1日開館。埼玉県民に戦争の悲惨さ及び平和の尊さを伝え、平和に対する意識の高揚を図ることを目的に学習の場としてつくられた。平和の搭からの展望がすばらしい。晴れた日には360度のパノラマが楽しめる。富士山・浅間山・武甲山・日光連山・筑波山・新宿・さいたま新都心が見える。また、晴れた日にはスカイツリーも見える。
参加者:26名(小学生1名・高校生1名・大人24名) 募金のご協力:5,200円
協賛:FM NACK5、株式会社伊藤園(お〜いお茶)、サラヤ株式会社・東京サラヤ株式会社
●歩いて見ると、見慣れた風景だけれども、また、違って見える。新たな発見もあり楽しめた。
●この地域に史跡や文化財があることを初めて知った。
●この時期のウォーキングもいいですね。これからも続けて欲しい。参加したい。
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