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協定地域組織の活動報告ユニセフのつどい2013 in みやぎ〜朗読「星に昇った少年」
東日本大震災から2年余が経ち、しだいに震災のことや津波のことが忘れられようとしていますが、震災のことを忘れてはいけない、語り継いでいきたいとの思いで、朗読会を開催しました。 5月31日、仙台市福祉プラザ・ふれあいホールに約220人の方々が参加されました。 「ハッピーバースデー3.11」の映像と、2012年度の活動報告のあと、朗読会に移りました。 名取市を中心に医療支援活動を行っている心療内科医の桑山紀彦さん(特定非営利活動法人地球のステージ・代表)が、「おばけでもいいからわが子に会いたい」という遺族のことばを聞いたことがモチーフとなって書き下ろしたオリジナル作品を、落語家の六華亭遊花さん(名取市在住)が朗読しました。 物語は、津波で大きな被害を受けた名取市閖上が舞台。震災1カ月後、4人の子どもたちが津波の犠牲になった小学生の「おばけ」と出会い、触れ合っていく中で、震災のことや「生と死」に向き合うというストーリーです。遊花さんの朗読を引き立てたのが石橋優子さん(地球のステージ・スタッフ)のピアノ演奏です。 大勢の方々の涙を誘った朗読会でした。 ロビーでは、ユニセフ・カード&ギフトの頒布や、東日本大震災の「子どもにやさしい復興をめざして」写真パネル、「シリア危機」写真パネル、桑山さんが子どもたちの心のケア活動として取り組んだジオラマ〜「あの日見た光景」「未来の閖上の街」〜の展示を行いました。
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