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公益財団法人日本ユニセフ協会

パートナー 地域組織

協定地域組織の活動報告

ユニセフ講演会「インド農村の暮らし—変わるものと変わらないもの」

主催: 奈良県ユニセフ協会
共催: 奈良女子大学
後援: 奈良新聞社
日時: 2016年10月15日(土)時間 10:30〜12:15
会場: 水戸黄門祭り会場

奈良県ユニセフ協会と奈良女子大学の共催によるユニセフ講演会が、奈良女子大学において開催され、市民の方々やボランティアの皆さんら約50名が熱心に耳を傾けました。講師の浅田晴久奈良女子大学准教授は、インド東部とバングラデシュを対象地域に、これまでに24回の現地訪問を行い、自然環境と村落社会の関係についてフィールドワークを通して研究されています。講演では、インド国内で最も経済的に立ち遅れているインド北東部のアッサム州を事例として、変化する現代インドの中で一般市民が何を考え、どのように行動しているのか。また、この10年に農村がどう変わったか、あるいは変わらなかったのか。豊富な現地の映像をまじえつつ報告がなされました。報告の中で、「インドの社会は、カースト・民族の序列、都市/村落、富裕層/貧困層、等いたるところで分断された構造をしている。」「インドは近年目覚ましい経済発展を遂げているが、その恩恵は一部の地域や国民に限られている」「村の中でも、持つものと持たざる者の格差が固定化する傾向にある。」と指摘がありました。

講演の後、県協会の事務局からユニセフの活動紹介を行い、ご支援とご協力を呼びかけました。

 

 

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