地震や洪水などの自然災害は突然、人びとを襲い、失望や不安に陥れ、その後の生活に大きな影響を与えます。また、気候変動によって干ばつや洪水、熱波、その他の過酷な気象状態がもたらされるだけでなく、子どもたちが命を落とす主因となる栄養不良やマラリア、下痢などの蔓延につながる恐れがあります。世界では、5億3,000万人の子どもたちが洪水の発生頻度が極めて高い地域で暮らし、1億6,000万人の子どもたちが厳しい干ばつが発生する地域で暮らしています。ユニセフは、地震や津波、洪水、台風やサイクロン、干ばつなどの自然災害で被災した人のために、世界各地で緊急・復興支援活動を行っています。

スリランカ

スリランカ南西部では、モンスーンの影響により記録的豪雨に見舞われ、洪水や土砂崩れなどによる深刻な被害が広がっています。ユニセフ(国連児童基金)スリランカ事務所が得た情報によると、5月29日現在、子ども14万1,400人を含む、47万1,542人が影響を受け、169人が死亡。多数の住民が避難しており、大規模なインフラ損壊などの被害が広がっています。またこの地域はこれまでも、深刻な干ばつの影響を受けて疲弊している地域でもあります。

ユニセフ・スリランカ事務所は、ただちに緊急支援を開始しました。影響を受ける地域の子どもや家族、コミュニティに対して、1,360個の給水タンク(10リットル用)、1,000枚の防水シート、10万錠の浄水剤など、水と衛生分野の支援物資を届けました。また、今後さらなる降雨が予想されるため、ユニセフ・スリランカ事務所は、スリランカ政府、パートナー団体および地方自治体と協力して、教育、保健・栄養および子どもの保護の分野での支援を実施していきます。(2017年5月30日時点)

カリブ海諸国(ハイチ・キューバ・ジャマイカ・ドミニカ共和国)

猛烈な暴風雨とともにカリブ海諸国を襲ったハリケーン「マシュー」がハイチで猛威を振るってから1週間が経過し、全国で学校が再開するにあたって、校舎が損壊したり、避難所として利用されていることから、10万人以上の子どもたちが勉強を再開できない恐れがあります。

「少なくとも10万人の子どもたちは、教室がもたらすはずの楽しみ、安全、刺激を得ることができないでしょう」とユニセフ・ハイチ事務所副代表のジーン・メテニア(Jean Metenier)は述べました。「私たちは一日でも早く子どもたちが勉強に戻ることができるようにする必要があります。ハリケーン「マシュー」は、子どもたちから学校や家や教科書を奪いました。しかし、彼らの希望を奪わせてはならないのです」

ハイチ政府によると、国内で少なくとも公立学校300校が半壊または全壊しており、また多くの校舎が避難所として使用されています。また、今回のハリケーンで210万人が影響を受けており、子ども31万5,000人を含む75万人が支援を必要としています。さらに、11万2,500人の5歳未満の子ども達が急性栄養不良の危険があるとされています。

ユニセフは安全な水の提供、教育、避難所、子どもの保護、保健と栄養の分野で支援活動を実施しています。

(2016年10月13日時点)

エクアドル

2016年4月16日の現地時間午後6時58分にエクアドル沿岸部を襲った地震は、マグニチュード7.8の規模で、特にマナビ州、エスメラルダス州、グアヤス州、サントドミンゴ州、サンタエレナ州、ロスリオス州の6つの州で大きな爪跡を残しました。
確認される死傷者数は増え続け、直接的な被害を受けた子どもの数はおよそ15万人と見積もられています。

エクアドル政府の要請を受け、ユニセフをはじめ人道支援機関による現地調査や支援の調整が始まっています。

ユニセフは、緊急支援専門家を被災地に派遣し、子どもたちの被災状況を調査すると同時に、最も被害が深刻なペデルナレスに2万錠の浄水剤を届けました。

政府によると、19日時点で、805棟の建物が倒壊、608棟が何らかの被害を受けており、146校の学校も損傷していることが確認されています。 また、ポルトビエホとチョネでは、2つの病院が全壊しました。ユニセフのチームが訪れた町では、水の供給が完全に絶たれていました。 ユニセフは他人道支援機関と連携しながら、水と衛生、教育、子どもの保護の分野を中心に支援を続けます。 学用品や仮設教室用のテント、病気の予防や家族とはぐれた子どもたちの保護、被災した子どもへの心理社会的支援などを優先的に進めます。

(2016年4月22日時点)

エクアドルに関する情報 »

あなたのご協力が、子どもたちの命を守ります

3,000円のご支援で

はしかから子どもを守るための予防接種用ワクチン105回分に変わります。

5,000円のご支援で

診療用テントや簡易シェルターになる20平方メートルの防水シート3枚に変わります。

10,000円のご支援で

避難生活に欠かせない貯水容器や石けん、浄水剤などが入った家庭用水キット6家族分に変わります。

30,000円のご支援で

スポーツを通じて、傷ついた心を回復するレクリエーションキット2組(540人分)に変わります。

50,000円のご支援で

どこでも教室が開ける教材セット「スクール・イン・ア・バッグ」7クラス(280人)分に変わります。

※ご寄付の金額は任意です
※2015年1月現在
※輸送や配布のための費用は含みません。

自然災害緊急募金

郵便局(ゆうちょ銀行)
振替口座:00190-5-31000
口座名義:公益財団法人 日本ユニセフ協会
*通信欄に「自然災害」と明記願います。
*窓口での振り込みの場合は、送金手数料が免除されます。

ユニセフ募金は税額控除の対象となり、約40%を所得税額から控除できます。

特定公益増進法人の日本ユニセフ協会への寄付金は、所得税、一部自治体の個人住民税、相続税及び法人税の控除対象となります。

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ユニセフは、世界の子どもたちを守る国連機関です。