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財団法人日本ユニセフ協会



マラリアを感染させる蚊は、子どもたちを蚊帳の外からでも刺してきます。蚊に刺されることは、命にかかわることです。蚊が蚊帳に近寄らないようにするために、殺虫処理済みの蚊帳が必要なのです。
この蚊帳は普通の蚊帳に比べ、約2倍もマラリアの予防効果があります。日本で開発された殺虫効果が4-5年持つ蚊帳は、さらに多くの命を守っています。
子どもの命を脅かす主な感染症は、はしか,結核、破傷風、百日咳、ジフテリア、ポリオです。これらの感染症はすべて予防接種で防ぐことができます。
さらに、感染症にかかりにくくするビタミンAの投与を、予防接種と組み合わせて実施することで、さらに効果的に子どもの命を救うことができるのです。
ビタミンAは栄養不良の改善に欠かせませんが、毎日の食事も大切です。
ユニセフが支援する栄養センターでは、栄養不良の子どもの治療とともに、母親への栄養教室を開いています。
母乳育児や栄養の大切さを学んだ母親たちは、食材を持ち寄り、子どもたちの健康を考えて、毎日給食を作っています。
車もオートバイもない遠隔の村では、子どもの命を救うために自転車が活躍します。
予防接種のときには、熱に弱いワクチンを全速力で運びます。母親に育児を教えるために、家々を訪ねるときも自転車があれば、1日に何軒もまわることができます。また、子どもが病気やケガをしたときには、村から遠く離れた診療所まで、救急車代わりに、子どもを運ぶこともできます。

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