コードプロジェクト 子ども買春防止のための旅行・観光業界行動倫理規範

コードプロジェクトとは

現在、コードプロジェクトは新体制にて運営されています。
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コードプロジェクトって何?

 

観光地における子ども買春根絶を目的とした「子ども買春防止のための旅行・観光業界行動倫理規範(Code of Conduct)」を、ユニセフ(国連児童基金)・UNWTO(世界観光機関)・国際NGOのECPAT(エクパット)等が世界的に推進するプロジェクトです。

 

誰が参加しているの?

 

世界中の旅行・観光業にかかわる企業・団体です。

 

なぜ旅行業者を対象にしているの?

 

子ども買春や人身売買は、観光やビジネスで東南アジアなどの外国を訪れた旅行者よって起こされることが多いといわれており、観光・旅行業者は子ども買春ツーリストが買春先へ向かうときの手段として直接的または間接的に利用されてしまいます。そのため旅行業者が、この観光における子ども買春撲滅に取り組むことは、非常に大きな意味をもっています。

 

参加企業は何をするの?

 

行動倫理規範は、世界の旅行業者・団体が、世界の旅行・観光業の健全な発展のために作られた「セルフモニタリング(自己監察)」のためのツールです。コードプロジェクト参加企業・団体は、行動倫理規範の6つの項目を実施します。
→「行動倫理規範」6つの項目って何?

 

具体的には何をしているの?

 

世界21カ国で行われているコードプロジェクト参加企業には、すでに研修・広報用キットやビデオを作成するなど、積極的に活動しています。日本の参加企業のなかにも、企業倫理規定に子どもの性的搾取に反対する文言を入れたり、各社の海外旅行パンフレットにコードのロゴを掲載しています。
→日本の参加企業事例はこちら

 

日本の旅行業界が期待されることは?

 

日本の旅行業界が買春ツアーを組んだりするなど、直接子どもの買春に関わっているわけではありません。しかし、旅行業者と取引関係にある観光地の現地オペレーターが、日本の旅行業者の知らないところで、個人的または組織的に、子ども買春に関わり、世界の旅行者に子どもを斡旋することもあります。世界の「子ども買春市場」の国際包囲網の形成のためには、世界一の規模と影響力をもつ日本の旅行業界がコードプロジェクトに参加することが、子ども買春およびプロジェクトに関わるものの悲願でした。

 

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