生活協同組合
国際児童年をきっかけに全国に広がったユニセフ活動
©ユーコープ/2023 ユニセフ・ハンド・イン・ハンド募金活動に参加して
生活協同組合(生協)のユニセフ協力活動は1979年の国際児童年に始まりました。ユニセフの呼びかけに協同組合の国際組織であるICA(国際協同組合同盟)が賛同したことから、ICAに加盟する日本生活協同組合連合会から日本全国の生協に協力が呼びかけられました。この年の募金活動は「バケツ一杯の水」を送る活動として、広く取り組まれました。
その後、貧困や飢餓など開発途上国の子どもたちの置かれた状況に注目が集まるなか、日本の生協でも平和の活動とともに国際的な助け合いの活動の重要性が話し合われるようになり、一部の生協が積極的にユニセフ協力活動に取り組むようになりました。こうした機運の高まりを受け、1984年の日本生活協同組合連合会 通常総会において、ユニセフ活動の推進が呼びかけられ、全国的な取り組みとしてユニセフ協力活動がはじまりました。
以来、生協のユニセフ活動は、「わが子への愛を世界のこどもたちに」「進めよう予防接種」「世界のお母さんが読み書きできて子どもの命をまもれるように」「アジアの子どもと女性の自立のために」など、さまざまな呼びかけとともに、幅広い組合員の協力による国際的な助け合いの活動として大きく広がってきました。
組合員の皆さまとともに
様々な取り組みを通じたこれまでのご協力総額は約130億円に
©日本ユニセフ協会 あきたユニセフのつどいでの学習会のようす
現在、全国の多くの生協が多様なユニセフ活動に取り組んでいます。 組合員は毎週の注文用紙で募金を申し込めるほか、多くのコープの店舗にユニセフ募金箱が設置されています。バザーやカレンダー募金を実施したり、年末のユニセフ・ハンド・イン・ハンド募金に参加したり、組合員やスタッフがボランティアとして店舗や街頭での募金活動に取り組んでいます。さらに、商品の売り上げの一部を募金として特定の国のプロジェクトを支援している例もあります。
コープこうべによる人道危機緊急募金の呼びかけ
また、ちらしや広報物を通じたユニセフの情報発信、パネル展やユニセフ学習会の開催などを通じて、世界の子どもたちの状況について広く知っていただく広報・学習活動も活発に行われています。
自然災害や紛争など緊急事態が発生した際には、迅速に緊急募金の呼びかけが行われ、組合員の皆さまから多くの寄付が寄せられています。
たとえば、ウクライナ緊急募金にはこれまでに12億6700万円以上(2025年末時点)の募金が寄せられています。そのほかガザ緊急募金やミャンマー地震緊急募金など様々な緊急募金に大きなご支援が寄せられています。
継続的なお取り組みの結果、1983年以降、生協全体としてのご支援総額は、累計で約130億円※にのぼり、厳しい環境下に暮らす子どもたちを支える大きな力となっています。(※2025年現在)
生協による指定募金へのお取り組み
特定の生協、あるいは、いくつかの生協が協力して、特定の国と分野のユニセフの事業を支援する指定募金の取り組みを行っています。
- 生協が取り組む指定募金