日本ユニセフ協会TOP >  ユニセフ・シアター『娘は戦場で生まれた』試写会先着100名様をご招待

ユニセフ・シアター
『娘は戦場で生まれた』試写会
2020年2月8日(土)14:30~17:00


©Channel 4 Television Corporation MMXIX

日本ユニセフ協会は、2月8日(土)午後、2019年カンヌ国際映画祭で最優秀ドキュメンタリー賞を受賞し、本年度アカデミー賞長編ドキュメンタリー部門にノミネートされた映画『娘は戦場で生まれた』の無料試写会を、東京都港区のユニセフハウスで開催いたします。この試写会に、お申込み先着順で100名様をご招待いたします。

『娘は戦場で生まれた』は、紛争の続くシリアで生まれた娘のため、若き母親が自らカメラを手に取り戦火の故郷を記録したドキュメンタリーです。ご参加をご希望される方は、下記フォームよりお申込下さい。
※上映後には、女優のサヘル・ローズさんによるトークイベントを予定しています。

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『娘は戦場で生まれた』:ストーリー

©Channel 4 Television Corporation MMXIX

ジャーナリストに憧れる学生ワアドは、デモ運動への参加をきっかけにスマホでの撮影を始めます。しかし、平和を願う彼女の想いとは裏腹に、紛争は激化の一途をたどり、美しかったアレッポの街は破壊されていきます。そんな中、ワアドが出会ったのは医師を目指す若者ハムザ。彼は仲間たちと廃墟の中に病院を設け、日々繰り返される空爆の犠牲者の治療にあたっていましたが、多くは血まみれの床の上で命を落としていきます。
非情な世界の中で、二人は夫婦となり、彼らの間に誕生した新しい命。多くの命が失われる中で生まれた娘に、平和への願いをこめてアラビア語で“空”を意味する“サマ”と名づけたワアド。しかし、幸せもつかの間、その願いとは裏腹に戦闘は激化し、ハムザの病院は街で最後の医療機関となってしまいます。明日をも知れぬ身で母となったワアドは、家族や愛すべき人々の生きた証を映像として残すことを心に誓うのでした。すべては娘のために――。

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【ワアド・アルカティーブ監督のメッセージより一部抜粋】

©Channel 4 Television Corporation MMXIX

私にとってこれは、ただの映画ではありません。私の人生そのものです。私は多くの他の活動家たちと同じように、ただスマートフォンでシリアの抗議活動を撮影し、無計画に自分の個人的な物語を記録し始めました。その旅路が、数年を経てどこにたどり着くかなど、想像すらできませんでした。…

当初から、私は様々なニュースで取り上げられてきた死や破壊に焦点を当てるのではなく、命と人間愛についての物語を記録することに興味を持っていました。そして私は女性であるために、アレッポの保守的な地域にいながらも、伝統的に男性では近づくことのできない女性や子どもたちの経験を追うことができました。そのおかげで、私は自由のための闘争のさなかに、普通の生活を送ろうとする、シリアの一般市民たちの知られざる現実を伝えることができました。…

この映画は私の物語であり、私と私の家族に起こったことを映していますが、私たちの経験は特別なものではない、ということを皆さんに理解してほしいと思っています。何十万人ものシリア人が同じような経験をし、今日も悲劇は続いています。…

私はこの街と、そこに生きる人々、そして友人たちに対して大きな責任を感じています。彼らの話をきちんと伝え、彼らが決して忘れ去られてしまわないように、そして私たちが経験したこの真実を誰にも歪められることのないようにするための責任です。

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©Channel 4 Television Corporation MMXIX

『娘は戦場で生まれた』

2020年2月29日(土) シアター・イメージフォーラムほか全国順次公開

原題: FOR SAMA

監督: ワアド・アルカティーブ、エドワード・ワッツ

配給: トランスフォーマー

2019年/100分/イギリス・シリア/G

画像: ©Channel 4 Television Corporation MMXIX 

映画公式ホームページはこちらから

ゲストスピーカープロフィール

サヘル・ローズさん

1985年イラン生まれ。8歳で来日。日本語を小学校の校長先生から学ぶ。

舞台『恭しき娼婦』では主演を務め、映画『西北西』や主演映画『冷たい床』は第6回ミラノ国際映画祭映画部門にて最優秀主演女優賞を受賞するなど映画や舞台、女優としても活動の幅を広げている。

第9回若者力対象を受賞。芸能活動以外にも、国際人権NGOの「すべての子どもに家庭を」の活動で親善大使を務めている。

開催日時・会場

日時 2020年2月8日(土) 14:30−17:00 (14:00開場)
会場 ユニセフハウス (東京都港区高輪4-6-12) 1階ホール

最寄り駅
JR 品川駅西口(高輪口)より徒歩約 7 分
都営浅草線 高輪台駅より 徒歩約 7 分
アクセス
主催 (公財)日本ユニセフ協会
協力 トランスフォーマー
定員 先着100名 ※入場無料 (1回のご応募につき、お申込は2人まで)。
応募方法 下記「お申込情報」より、WEBフォームにてご応募ください。尚、応募が100名様に達した時点で、「受付終了」とさせて頂きます。
備考 ※ 先着順に受付いたします。定員に達した場合は、募集を打ち切ります。
※ 会場となるユニセフハウス1Fホールは、多目的ホールであり、スクリーンサイズや音響等、設備等通常の映画館とは異なります。予めご了承ください。
※ 本編上映開始後はお申込済みの方でも途中入場をお断りする場合がございます。お時間には余裕をもってご来場いただきますようお願いいたします。
※ 本試写会は、一般の方を対象にしておりますが、報道機関による取材も予定されておりますので、予めご了承ください。
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お問い合わせ

(公財)日本ユニセフ協会 広報室

電話 03-5789-2016(平日9:00〜17:00)/ FAX:03-5789-2036

Eメール:event@unicef.or.jp