ユニセフご支援者の皆さまへ いつもユニセフの活動にあたたかいお力添えを賜り、ありがとうございます。 8月、『世界子供白書2013』の日本語版が完成しました。今年のテーマは「障がいのある子どもたち」。世界で最も多くの国が批准している「子どもの権利条約」で、子どもの権利は、生まれた場所や国籍、性別はもちろん、障がいの有無に関わらず、全ての子どもたちに等しく与えられています。 しかし、世界中で、多くの子どもたちが障がいを理由に社会から疎外され、“見えない”状態に置かれています。また、『出生届』が出されず、一人の人間として生きていくための保健、医療、教育などの社会サービスや法的保護の綱から切り離されてしまっている子どもたちも少なくありません。 『世界子供白書2013』は、障がいのある子どもたちのみならず、全ての子どもたちが平等に受け入れられる格差のない社会、すなわち「インクルーシブ(inclusive)な社会=誰もが受け入れられる社会」をどのように実現できるのか、検証し、提言しています。また白書の巻末には、世界各国の子どもに関わる詳細な最新データも掲載されています。 ホームページからPDFで全文をご覧いただけます。 | ||||||||||||
UNICEF Annual Report (年次報告)2012が、7月にユニセフ本部より発表されました。動画でのご報告(日本語テロップ付)が公開されましたので、是非ご覧ください。 2012年は、気候変動、紛争、出口の見えない経済混乱など大きな課題に直面した一年でした。ユニセフは最も支援が届きにくい“最後のひとり”まで支援を届ける、という誓いを新たにこれらの課題に力を尽くして対応しました。2012年、皆さまからお寄せいただいた募金により、たとえば、次のような活動を世界の子どもたちのために行なうことができました。
2012年、ユニセフは155の国と地域で支援活動を行いました。分野、地域別の支出割合は下記の通りです。
2012年、世界各地からユニセフに寄せられた資金は39億5,800万米ドルとなり、世界的な経済不況にも関わらず、前年を8%上回りました。そのうち、57%が政府から、32%が民間部門(ユニセフ国内委員会)/非政府組織から、機関間及びその他が11%でした。
▼▽▼ 支援活動の現場から〜ウガンダ「家族保健の日」(動画) >> ▼▽▼ ※日本ユニセフ協会の年次報告もウェブサイトでご覧いただけます。 |
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7月17日(水)、一時帰国中のシリアのユニセフ現地事務所で教育専門官として活躍する園田智也(そのだともや)さんが、東京のユニセフハウスで、現地の最新状況を報告してくださいました。 シリア内戦により、緊急支援を必要としている子どもの数は400万人。子どもたちは毎日、殺人、性的暴力、拷問、拘束、武装勢力による誘拐といった非人道的な現実にさらされています。 「紛争という厳しい状況の中に置かれている子どもたちだからこそ、彼らの可能性を十分に引き出せる環境を整えることが必要です。人の一生の中で“子ども時代”は一度きり。その時期に、どんな経験をするのかは、子どもたち自身にとっても、そして社会や国にとっても大変重要なことなのです」 園田さんの担当する教育分野では、教室の設置や教材の提供の他、「子どもにやさしい空間」や「スクール・クラブ」といった心のケアの活動にも力を入れています。 現地報告会のレポートと動画をアップしていますので、是非ご覧ください。 ※現地報告会やユニセフシアター等のイベントは、主にメールマガジンやfacebookなどで告知しています。 |
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TAP PROJECTは、世界中の子どもたちが「清潔で安全な水」を使えるよう、ユニセフの活動を支援するプロジェクト。 「水の日」である8月1日からの1ヶ月間、プロジェクトに参加する全国のレストランやカフェで提供されるお水に対して募金していただくと、アフリカ・マダガスカルの農村部での給水設備の設置などに役立てられます。 今年は、この活動を多くの人に知ってもらおうと、facebookでキャッチコピーを募集しています。 皆さまのご参加をお待ちしております。 |
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9月28日(土)14:00〜 於ユニセフハウス(東京・品川)
日本ユニセフ協会は、2013年9月28日(土)、「国際平和デー」を記念し、東京のユニセフハウスで、第25回東京国際映画祭グランプリ・最優秀監督賞受賞作品『もうひとりの息子』特別試写会を開催します。 本作の舞台は、イスラエルとパレスチナ。長きに渡って停戦と交戦を繰り返している両国の間には、民族対立、領土問題など、多くの課題が残されています。 イスラエルとパレスチナの子どもが出生時に取り違えられていたという衝撃的な題材を描きながら、人間同士の心の交流を通じて、根深い対立を超え様々な課題に向き合う人々の人生を、それぞれの目線から切り取ったこの映画は、「国際平和デー」にふさわしい、対立を超えた絆の強さと希望のメッセージを伝えています。 特別試写会では、本作で第25回東京国際映画祭・最優秀監督賞を受賞されたロレーヌ・レヴィ監督にもご登壇いただき、映画製作への想いや背景などをお話いただく予定です。 先着120名様を無料ご招待中。東京近郊にお住まいの皆さま、当日お近くへいらっしゃるご予定の皆さま、ご応募・ご参加をお待ちしております。 |
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公益財団法人 日本ユニセフ協会
ご支援者の皆さまにご登録頂いている情報は、皆さまとユニセフを結ぶ大切なきずなです。ご住所やメールアドレスなどをご変更された場合はぜひこちらから当協会までお知らせください。
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