![]() |
|
![]() |
|
マンスリーサポーターの皆さまへ いつもユニセフを通じてあたたかいご支援をお寄せいただき、ありがとうございます。
フィリピンに史上最大級の台風30号が上陸してから、12月8日で一か月がたちました。 援助物資の到着などの理由で、避難している人の数は440万人(11月22日)から400万人(12月6日)とやや減ったものの、食料、シェルター、生活の再建のニーズは依然高く、水と衛生、教育、保健などの公共サービスの復興にも莫大な支援が必要とされています。 ■子どもたちの命を守る
台風はフィリピンでももっとも貧しい地域を襲い、被災地では劣悪な衛生環境による影響が懸念されています。 又、感染症を予防するため、被災地の子どもにはしかとポリオの予防接種及び免疫力を高めるビタミンA補給を行っています。ワクチンを低温に保ち保管するためのコールドチェーンの再建も進められており、ユニセフは発電機や保冷庫など340万米ドル相当の物資を調達しています。 もともと栄養不良の子どもの割合が多かった被災地で、清潔な水や食料が不足している中、栄養状態の悪化も懸念材料です。ユニセフは、5歳未満の子どもの栄養状態を確認、12月6日までに703人が中・重度の栄養不良と診断され、治療を受けています。さらに、2歳未満の子どものために微量栄養素パウダー45,000箱も届けられました。 ■教育の再開 被災地では90%の校舎(3,232校以上)が被害をうけました。 12月6日現在、ユニセフは52の仮設の学習スペースを設置し、10,000人以上が授業を受けています。来年1月には本格的に学校が再開できるよう、教育省と計画づくりを進めています。
被災地の復興支援活動はまだ緒についたばかりです。 |
![]() |
![]() |
|
公益財団法人 日本ユニセフ協会 ※本ご案内は、既にご協力いただいたご支援者様にもご報告のためお送りしております。 ご支援者の皆さまにご登録頂いている情報は、皆さまとユニセフを結ぶ大切なきずなです。
|
![]() |