ユニセフご支援者の皆様

初秋の候、皆さまいかがお過ごしでしょうか。いつもユニセフの活動にあたたかいご支援をいただき、誠にありがとうございます。

危険と隣あわせでヨーロッパを目指す難民について、連日のように報道されています。3日、ユニセフのアンソニー・レーク事務局長はヨーロッパへの難民流入の中で犠牲となる子どもたちに関し、声明を発表しました。

ユニセフのアンソニー・レーク事務局長が、ヨーロッパへの難民流入の中で犠牲となる子どもたちに関し、以下のような声明を発表しました(一部省略)。

「ヨーロッパでの移民や難民の危機は深刻化しており、ショッキングな写真がソーシャル・メディアやテレビ、また新聞の一面に載って世界を駆け回るのは、これが最後ではないでしょう。

しかし世界は、これらの写真にショックを受けているだけではいけません。このショックに匹敵する行動が必要です。 子どもたちのこの悲惨な状況は、子どもたち自身の選択でも、子どもたちの力が及ぶ範囲のことでもありません。子どもたちには、保護が必要です。子どもたちには、守られる権利があるのです。

ヨーロッパへ逃れようとする人々の少なくとも4分の1は子どもです。今年のはじめから6カ月間で、10万6,000人以上の子どもがヨーロッパへの亡命を申し立てています。 そして、これだけ多くの人々が保護を求めてヨーロッパを目指す背景には、既に200万人の子どもが国外に逃れるに至ったシリアをはじめとする紛争があることを忘れてはいけません。紛争の終結だけが、この多くの悲劇を終わらせることができるのです。」

▼▽▼声明の全文はこちら▼▽▼

▼▽▼マケドニア経由の難民、過去3倍に。ユニセフの支援活動▼▽▼

8月26日、ユニセフはノバク・ジョコビッチ選手を国際親善大使に任命しました。現在世界ランキング1位のテニスプレーヤーであるジョコビッチ選手は、これまでもセルビアのユニセフ国内親善大使として、また自身の「ノバク・ジョコビッチ財団」を通じて、厳しい状況にある子どもたちやコミュニティの問題に取り組んできました。

就任にあたり、「ユニセフの国際親善大使になり、これからも子どもの権利の保護と発展に貢献し、すべての子どもたちが幼い時期から十分なケアや教育を受けられるよう活動できることを光栄に思います。幼少期は、とても重要な時期です。人生の最初の数年間に十分なケアを受けてしっかりと育てられた子どもは、健康に成長し、病気も少なく、思考、言語、感性、社会的能力を伸ばし、社会に貢献する市民になれる可能性が高くなります」とジョコビッチ大使は語っています。

インドのナレンドラ・モディ首相は8月27日、インドが妊産婦と新生児の破傷風を撲滅したことを発表しました。妊産婦と新生児の破傷風の公衆衛生上の問題としての撲滅とは、年間の感染率が出生1,000人に対して1人以下であることを意味します。

妊産婦と新生児の破傷風は、不衛生な環境でへその緒を切ったときに感染することが多く、途上国の農村部では、治療施設が限られているため、破傷風に感染した新生児のほとんどは亡くなってしまいます。

1988年には、破傷風はインドで16万人以上の幼い命を奪う病気でした。インドは、ユニセフやWHOの技術支援を受けながら、複数の戦略を組み合わせた施策を実施してきました。たとえば、保健施設で出産した家庭への給付制度や、スキルの高い助産師の養成、妊婦健診に来た妊婦に破傷風ワクチンを接種する仕組みや、へその緒の危険な扱いを減らすための集中的な啓発活動も行われました。このような様々な取り組みが積み重なり、病気の撲滅に重要な役割を果たしました。

世界では、まだ22ヶ国で破傷風が撲滅されていません。ユニセフは、妊産婦への破傷風予防接種などの取り組みをこれからも支援していきます。

世界の子どもたちが安全な水を使えるよう、 ユニセフの活動を支援するTAP PROJECT JAPAN のオンライン企画「Color of Water」が、9月11日(金)から10月30日(金)まで実施されています。

世界には透明ではない、さまざまな“水の色”が存在します。茶色く濁った水、深緑色によどんだ水、そんな色の水で生活している人びとがいる現状を知っていただき、オンライン上で楽しく写真を投稿することにより、途上国に清潔で安全な水を届けられるユニークな企画です。

ご協力方法は簡単。PCとスマートフォンの2台の端末をご用意ください。まず、「Color of Water」の特設サイトにPCからアクセス。スマホ(あるいはタブレット)から、保存された写真やその場で撮影した写真を選び、PCの画面に向かって振ったり投げたりする動作をすると、写真の色が分解され、水をモチーフにしたオリジナルのデザインがPC画面に投影されます。気に入ったデザインができるまで何回でも投稿することができます。また、投稿一覧で、みんなが投稿したデザインからご自身のものを確認いただくこともできます。

1回の投稿につき100円がプロジェクトの協賛パートナーよりユニセフに寄付され、マダガスカルでユニセフが実施している水と衛生活動に役立てられます。ぜひご協力をお願いします。

恒例の国際協力イベント『グローバルフェスタJAPAN』の季節となりました。10月3日(土)・4日(日)はお台場センタープロムナード(シンボルプロムナード公園内)イエロー25番ユニセフブースに集合!今年の会場はお台場です。日本国内で活動する約300もの団体がこのフェスタに参加します。

今年は「ミレニアム開発目標(MDGs)」最終年です。MDGsにより子どもたちが置かれた状況に進展がみられた一方で、依然としてさまざまな格差が残されています。ひとりの子どもも取り残さない・・・その決意を胸に、ユニセフは最も困難な状況で生きる子どもたちに支援を届けようとしています。

そのユニセフの活動をより身近に見て、知っていただけるようなさまざまな展示を企画しています。今年4月に日本ユニセフ協会大使アグネス・チャンさんが訪問した南スーダンの写真展示や楽しいクイズなど予定しています。参加してくださった方には参加賞もあります。ご家族、ご友人と一緒に是非お越しください。

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