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日本ユニセフ協会
 



東日本大震災復興支援 第192報
子どもたちと離れ離れに暮らすお父さん方を応援
『福島親父×力(オヤジカラ)』発行

【2013年5月9日 東京発】

日本ユニセフ協会の東日本大震災支援の3つの柱の一つ、「子どもの保護分野」での活動の一環として進めている“父子家庭・父親支援”。この度、県外避難されている子どもやお母さん方と離れ、一人福島県内で暮らすお父さん方を対象にした啓発・情報誌『福島親父x力』が、当協会の同活動のパートナー団体、「新座子育てネットワーク」から発行されました(当協会は制作協力)。

「・・・福島の県民性と言ってもいいと思うんです。福島の人たちは、子どもや家族をほんとうに愛しているんですよ」と話す福島県出身の俳優西田敏行さんや、「世界手洗いの日」や「ハンド・イン・ハンド」募金キャンペーンを通じて長年ユニセフの活動にもご協力いただいているルー大柴さんの応援メッセージが巻頭を飾る『福島親父x力』。先月末から、福島県の各自治体や市民団体などを通じ、配付をスタートしました。また、4月24日に仙台市で開催された地元行政やNGO等が参加する「宮城子ども支援会議」でも、参加者・団体にご紹介しました。

福島県から県外避難をしていらっしゃる方々は、震災から2年を過ぎた本年4月現在でも、5万人を超えてえています(出典:復興庁)。当協会では、福島県の要請を受け、特に多くの方々が避難されている山形県で、2011年から、パートナー団体「やまがた育児サークルランド」の『ままカフェ』活動を支援。地域とのつながりをなかなか持ちにくい状況の中で、子育てや将来に不安を抱えていらっしゃるお母さん方や子どもたちを支えています。

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